小杉の漢方相談薬局清水薬局のおやじです。
知り合いの同業者の方からの情報ですが、今度は中国産、米国産原材料を使ったサプリメントにも問題が出てくるとか。
医薬品と違い、サプリメント原料は食品の扱いのため輸入時の検疫はほとんど書類の審査のみで非常に手ぬるいのが現状のようです。そのうえJAS法によれば配合比が50%未満の原材料は原産国を表示する必要がないのでどこの国の物だかわかりません。輸入したものを国内で加工すれば国産ということになります。にんにくを例に取れば国産のいいものと中国産では4倍以上の価格の違いがあります。まあ、国産でも産地や栽培法でによって倍以上価格が違いますが、ちなみに湧永のにんにくは北海道の自社農場で有機栽培の3年おきの輪作で大事に大事に作られています。
それはさておき、今、中国で問題になるのは重金属と残留農薬です。重金属は河川汚染や土壌汚染ですず、鉛、カドミウム、砒素などが肝障害などの問題になります。安かろう悪かろうでは本当の健康は守れません。なぜ安さを前面で出して宣伝している会社の社長が大もうけしているのでしょうか。医薬品よりサプリメントや特定保健食品のほうが安全だと誰が保証しているのでしょうか。
当店の漢方薬や中国からちゃんとしたルートで入ってくる医薬品にかんしては、大変厳しい検査を経てきております。安心してお飲みください。