小杉の漢方相談薬局清水薬局のおやじです。
一般的に精力剤というと繁華街にあるちょっと怪しげなお店に蛇だのなんだのゲテモノがおどろおどろしく並んでいて、小太りのはげた親父がいい薬ありまっせーっていう感じですかねぇ。
後半はともかく、確かに精力剤といわれる処方は動物性の生薬の中にはたつのおとしごやいもり、オットセイや鹿のペニスやらが入っております。また、漢方ではなく男性ホルモンそのものが入っているものもあります。残念ながらそれらのお薬を長く続けていると最初は効いてもだんだんに効かなくなってきてしまいます。そのうえ、その薬を飲まないとまったくだめになってしまうことすらあります。それとは別に男性器そのものを勃起させるための一酸化窒素を増やす働きのバイアグラやレトビラといった薬もあります。しかし、機能的に可能になるというだけのことで一時的な解決にしかなりません。
うちでのお勧めは無理をしないで少しずつ腎の力をつける組み合わせ、参馬補腎丸かレオピンロイヤルとカルマジンとササヘルスまたは田七人参の組み合わせです。ポイントは腎を補いつつ、ミネラルを十分に摂取し血をきれいにして毛細血管を丈夫にします。時間はかかるのですが効果が長持ちします。なんといっても男性のみではなく女性にも効果絶大です。特にストレスの多い方にお勧めします。
腎は生命力です。生命力とは生きる力です。精は性であり生です。大事にしましょう。
最新情報では携帯電話の電磁波は精子の運動能と生存率に悪影響を与えるそうです。腰に携帯は気をつけましょう。