戒名を刻印したペンダントトップ
今回ご紹介するのはペンダントトップ。
以前、製作したお客さまからご紹介いただいて、同じような仕様のペンダントトップをお母さまの形見のリングの地金を使用して作成してほしいとのご依頼でした。
お預かりしたリングがコチラ。
プラチナのアメジストリング。
こちらの地金のみ使用して、足りない分は追加しました。
完成したトップがコチラ。
お母さまの戒名が深く彫りこまれています。
裏面には命日が彫り込まれています。
元々、着けられていた喜平ネックレスに通して使いたいとのことでしたので、そのネックレスの中折れ金具がギリギリ通るサイズでバチカンを作成。
喜平は平べったい造りなので、バタつかないように工夫しています。
多少の仕様変更はありますが、製作開始前にCGでイメージをご確認いただくので、オーダーメイドのリスクでもある「思ってたんと違う」という心配もありません。
←CG 完成品→
刻印は表裏どちらもレーザー刻印ではなく、刻印専門の職人に依頼しています。
レーザーでは難しい、深さの微妙な調整等を熟練の目と手で確認しながら刻印します。時間をかけて手作業で彫り込まれたものは、とても温かみのある仕上がりになります。
仕上がりに、とても感動してくださいました。
以前来られたお客さまのご紹介だったのですが、実は昔から縁のある方でした。
お母さまが亡くなられて、まだ日も浅い時期のご来店でしたが、
「同じように悲しんでいる方々の参考に少しでもなれたら」
と、画像の掲載も快諾してくださいました。
最近、特に形見のジュエリーをリフォームされるご相談をたくさんお受けしています。
お悩みの方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談くださいm(。・ε・。)m