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飲食業っていいなぁと実感した‘フードコンサルタント’清水肇です。
昨日は、「S1サーバーグランプリ 北海道地区決勝大会」の審査員として出席させて頂きました。
昨年は、先日のブログで紹介した`手作り看板の達人’堀田君 が決勝大会に進出したので応援に行ったのですが今回は選ぶ側、まったく違う感覚でファイナリストたちのサービスを見させて頂きました。
去年は堀田君がミスらないかと思いドキドキ、そしてスゴイ奴がいなければいいなぁという気持ちで見ていましたが、今年はどんな素晴らしいサーバーが現れるか、ワクワクして見ておりました。
一番最初は釧路から参加した「さかまる」の大野さんです。
大野さんは34歳で今回のサーバーの中で最年長、お店にも行った事があり何度かお話をさせて頂いた事もありました。
大野さんは飲料メーカーと組んでオリジナルカクテルを作り、釧路の飲食店200店舗と一緒に同じメニューを提供する事で釧路を盛り上げる活動をしている、釧路を愛する好青年です。
今回は、TOPという事で緊張していていつも通りの大野さんを見れずに残念でした。
二番目は、「ホルモン酒場 風土 札幌駅前店」の保坂亜砂美さんです。
このお店は、私がたくさんお酒を飲んだ後に行く、ススキノ店の姉妹店です。
ススキノのお店は、いつも酔っぱらっている私たちが来店しても、嫌な顔一つせずに笑顔で対応してくれる良いお店（笑）
札幌駅前店の保坂さんも当然優しいサービスをしてくれると期待して見ていました。
満面の笑顔でテンポのいいトーク、上手くお客様を引き付けつつも長居しないサービス、素晴らしかったです。
というのが、暇なお店で時間があればいくらでもいいサービスは出来ます。
ただ忙しいお店であれば、お客様のところにいれる時間は限られます。
その中でどれだけの満足をお客様に与える事が出来るかという事が大切なのです。
保坂さんはそれが出来ていました。
舞台の上で接客をする姿を見て、お店の雰囲気を感じる事ができました。
これって素晴らしい事です。
三番目は、大野さんと同じく釧路から来た「レストラン&コミュニティ イオマンテ」の上田君。
今回唯一の居酒屋ではない業態からの参加。
上田君は商品知識抜群で、寡黙なな感じの中にも温かさを感じ、とても好感がもてる方でした。
釧路に行った時にお店の前は何度も通った事がありますが、なんとなく入りづらかったのですが、今度は上田君がいるので安心して入れそうです（笑）
四番目が、「金獅子ホルモン 元町店」の新堀君。
品川庄司の庄司ににている、明るくちゃめっけたっぷりな大学生。
一緒に審査員をした女性2人は揃って「息子にしたい！」と言っていたほど、かわいい男子です。
私も、うちのお店に欲しいと思いました（笑）
最後は、2年連続で優勝者をだしている会社がやっているお店「懐飲庵Re」の松原君。
たぶん先輩達には負けられないと、相当なプレッシャーがあったと思います。
そんな中、見事に力を出し切ったと思います。
惜しくも優勝はできませんでしたが大きな可能性を感じました。
サーバーとしても素晴らしいのですが、彼はお店の店長なのです。
舞台の上での細かな対応や、周りに対する気遣いの様子を見て、リーダーとしての資質を感じました。
来年は自分が育てた部下を、ぜひファイナルに送り込んで欲しいです。
優勝は、「ホルモン酒場 風土 札幌駅前店」の保坂亜砂美さんでした。
みんな素晴らしかったのですが保坂さんが一番、多くの人を喜ばせたいと言う力が強かったのです。
西田文郎先生の言う「多喜力」こそサービスに必要な事であると強く感じました。
みなさん、多くの感動をありがとうございました。
優勝した保坂さんを中心に、スタッフ、審査員と記念の一枚です。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
飲食店に関わる様々な悩みや相談などあれば、お気軽にメッセージいただければと思います。
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