流石は『喜元門』!絶品限定「プレミアム昆布水つけめん」
この日は『喜元門』さんのなかでも唯一未訪だった、石岡店に初訪問しました。
茨城県を代表する名店『喜元門』創業の地は、ここから2キロ程の旧玉里村、現在の小美玉市です。
現在本店としているのは、つくば市の研究学園ですが、創業の地に『喜元門』が帰ってきたって訳ですね。
お店は国道355沿いの個店。『いきなりステーキ』の居抜きだそうです。けっこうな大箱です。
お正月は、大竹総店主が限定メニューを調理されたそうでかなり賑わったようですが、この日は三が日も明けて落ち着いてます。
評判の良い限定メニュー「プレミアム昆布水つけめん」を醤油で注文しました。
窓側にズラリ並んだカウンター席に陣取ります。明るくて良い席ですね。
プレミアム
昆布水つけめん
醤油 ¥1,000
先ずは昆布水に浸った麺だけを戴きます。麺は多加水平打ち中太ストレート。もちろん自家製麺です。
ヌメリのある昆布水に浸っていて、そのまま啜ってもめちゃめちゃ美味いです。他の店で食べる昆布水よりも旨味が強い感じがするんだけど
歯切れ、コシとも文句なしで、熟成された小麦の旨味をしっかり味わえます。めちゃ美味い麺です。
次に別皿提供の塩、トリュフ塩、柚子皮、鰹節の佃煮。それぞれで麺を味わいます。
先ずは塩をパラリ。美味い麺なら塩で食えるってホントですね。
柚子皮も良い感じです。半分はつけ汁に加えました。
トリュフ塩良いですね〜。つけ汁にそのまま加えちゃったら消えちゃうんでしょうけど、麺に直接かけるのが良いですね。美味いです。
鰹節の佃煮って初めて食べたかも。白ご飯にも合いそうですね。
つけ汁は名古屋コーチンの淡麗鶏醤油。
つけ汁の中にも、ピンクロースチャーシューが乗ってます。炙った焼きねぎも良いですね。
芳醇な鶏油のコクに、濃厚な名古屋コーチンの旨味。醤油ダレの切れ味。塩味のバランスも完璧です。美味いですね〜。
ようやく麺をつけ汁に浸して戴きます。麺に絡んだ昆布水の旨味も加わり、更に贅沢な味わいになります。麺がスルスル消えていきます。
具材も豪華でハイレベルです。つけ汁の中には肩ロースチャーシューです。花弁みたいで柔らかです。
炙った白ネギも高機能。甘いですね。
麺丼に乗ってたのはモモですね。
思い返せば、一杯のラーメンに数種類のチャーシューを入れたのは、『喜元門』が最初ですからね。
メンマ、海苔も良いですね。上質です。
途中、酢橘を絞って爽やかに進化します。これも直接つけ汁じゃなくて、麺にかけた方が美味しいです。
少しづつ味変させていく過程が楽しいです。
最後は、残った昆布水をつけ汁に加えてスープ割りです。
あっという間に完食でした。大盛りにすれば良かったなぁ〜。名残惜しいですねぇ〜…(笑)
総じて…
贅沢な絶品淡麗昆布水つけ麺です。
文句なしです。これだけ美味い淡麗醤油つけ麺は久しぶりでした。
基本の醤油つけ麺の美味さもさる事ながら、昆布水の旨味、充実の味変アイテムといった、プレゼンテーションも見事でした。
茨城の雄『喜元門』、流石の一杯でした。