しめじが生えてくるビンの中は? | 奈良・吉野 きのこの郷のしめじ日記                   ~植田きのこファームから~

しめじが生えてくるビンの中は?

今日の奈良は雨のはずが・・・。


小雨はぱらついたもののほとんど曇り空で暖かかったです。


着ていた上着を一枚脱ぎました。


おかげで仕事がはかどりました。


今日はぼやきませんよニコニコ


しめじの話をしましょう。


ビンから生えてくることはお話しました。


さて、その中身は何でしょう???


しめじは自然界ではどこに生えていますか?


畑?田?川?そんなわけないですよね。


そうです、山ですよね。


つまりビンの中を山の状態にするのです。


しめじを栽培する地面ということで”培地”といいます。


その培地を形成するものは


① オガクズ(杉の木)


② コーンコブ(とうもろこしの芯を粉砕したもの)


③ 米ぬか


④ ふすま(小麦をひいたあとの皮)


⑤ 豆皮(大豆から油を搾り取ったかす)


⑥ 菌糸活性剤(しめじの菌の成長を促すもの)


これらを機械でまぜてしてビンに詰めます。


そしてしめじの菌を植えるのです。


①と②は山の地面になります。


③、④、⑤、は、しめじが成長するのに必要な栄養分になります。


たくさん入れるんですよ。


約4ヵ月後にこんなしめじが生えてくるんですよ。



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はじめはこんなに小さいんですよ。


かわいいでしょキノコ


これからあと5日くらいでこうなるんですよ。



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すごいでしょ。キノコ


きょうはここまでね。