LEADERS ACADEMY 学長 嶋津良智のブログ -668ページ目

書評を頂きました!

yanbo-manboさんが
私の著書を紹介して頂きました。


ブログはこちら


このように紹介されると
やはり嬉しいですね。

yanbo-manboさんありがとうございます。



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シンガポールの素晴らしさ

先日シンガポールの新聞に、
”シンガポール”についてこんな記事がありました。


アジアでもっとも政治汚職がすくないクリーンな国として
アジア諸国13国中1位。

(ちなみに日本は3位でした。)



また、アジア出身のビジネスパーソンが
もっとも働きやすい国として、

シンガポールは10年間連続して1位。



そして、
向こう10年間、1人当たりGDP(国内総生産)の伸びが
どの程度増える可能性があるかを

国際化、教育、金融、政府などの8項目で
算出した潜在競争力ランキングに関しては3年連続2位。
(ちなみに、日本は13位でした)


以前より、
シンガポールの魅力についてお伝えしてきましたが、
改めて、シンガポールの住みやすさが理解して頂けたのでは
ないかと思います。


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増える「自分は名ばかり管理職」

先日、あるアンケートに

【自分は名ばかり管理職だと思う】

と答えた人が50%もいたという、
驚くべき記事が新聞に掲載されていました。



これは、東京地裁が日本マクドナルドに
店長への残業代支払いを命じて以来注目されており、
アンケートに答えた人の約半数の方が

「自分は名ばかり管理職」

だと思っている事実に少し驚きました。



自分は名ばかり管理職だと思う理由として

 ・管理職といえるような待遇ではない
 ・労務管理について経営者と一体的な立場にない

ということが上げられていました。



自由回答欄には

 ・役職にふさわしい権限と責任が与えられていない

といった声が非常に目立ちました。



また、「管理職になって良かったと思うか?」
というアンケートに関しては、

・良かった
・どちらかと言えば良かった

が合わせて60%だった。



これらのアンケート結果より

やる気のある管理職に
十分な活躍の場が与えられていないと感じる方が
多くいることが浮き彫りになったと私は考えます。



この記事の最後に、
こんなコメントが記載されておりました。



この名ばかり管理職が生まれる背景として

  ・残業代を支払わないで、人件費を削減したい。

  ・肩書きを与えることで、モチベーションを高めたい。

  ・一般社員と一緒に働く管理職を増やしたい。

  ・企業が法廷労時間を超えた、長時間労働をさせたい。


という企業側の都合があり、

経営者が残業代を減らしたいのであれば、
生産性を高めて残業代を減らすことに取組むべきであり、

「名ばかり管理職」を増やすだけでは社員の士気は上がらず、
長期的な会社の発展にもつながらない。



この考えには、
私も共感しました。


皆さんの会社に
「名ばかり管理職」を作らないで欲しいです。



【 権限 、収入 、 責任 】

この3つが「名ばかり管理職」を作らないために、
必要な要素です。


是非、皆さんの会社も
【管理職】の位置づけについて見直してみては、
いかがでしょうか。


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モチベーションエンジン

私も含めてですが、
人生の計画書、行動計画書を立てたのはいいが、
行動をしていく段階で出現する

「悪魔君」

がいます。


それは、

「妥協」
「諦め」

といったことにつながるモチベーションの低下です。


では、このモチベーションの低下を
克服するために何が必要なのか?


それは、自分がどんな困難に遭遇しようが

「私はこのために頑張っている」

と言える、
自分を支えているものが何なのかを明確にすることです。



私はこれを「モチベーションエンジン」と呼んでいます。



人生は、そもそも思い通りに行かないことの連続です。
そこから逃げずに立ち向かって乗り越えていくためにも、
頑張るエンジンが必要です。


もちろん、困難の難易度が高ければ高いほど
強力な馬力のあるエンジンが必要です。


ですから、
エンジンはいくつもあっていいと思っています。


そんなに難しいものではなく
簡単なものでいいと思います。



例えば

・「あいつにだけは負けたくない」という【負けず嫌いエンジン】

・「これをやり遂げたら自分へのご褒美で○○を買ってやろう」、
 という【購買エンジン】

・「家族を海外旅行に連れて行ってやりたい」などの【貢献エンジン】

・「早く昇進したい」「給料を上げたい」など【向上心エンジン】

・「家族の幸せな顔が見たい」などの【幸福追求エンジン】

・「これを成し遂げたら・・・・・な楽しみがある」
 などの【楽しみ追求エンジン】

・「これを成し遂げたら・・・・・・な自由が手に入る」
 などの【自由追求エンジン】


などなど、あげればきりがありませんが、
皆さんはどんなエンジンを持っていますか?



このモチベーションエンジンは、
作成した計画書の裏側にある、

【その人の本能に起因する隠れた大切なものなのです。】



私は公道では走れないような「F1」なみのエンジンを
積んで頑張っています(笑)


皆さんも「モチベーションエンジン(頑張る理由)」を明確にして、
作成した計画書に魂を吹き込んでください。


そうしないと、
【仏作って魂入れず】では絵に描いたもちですからね。

(2006年1月25日発行メルマガより抜粋)



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成功も失敗も小事が大事を招く!

あなたは【 割れ窓理論 】という有名な話をご存じだろうか。


割れ窓理論(Broken Windows Theory)とは、

軽微な犯罪も徹底的に取り締まることで
凶悪犯罪を含めた犯罪を抑止できるとする環境犯罪学上の理論のことです。


アメリカで考案され、

 『 建物の窓が壊れているのを放置すると、
   誰も注意を払っていないという象徴になり、

   やがて他の窓もまもなく全て壊される 』

との考え方からこの名が付けられました。



いちばん有名な例が、ニューヨークです。


ニューヨーク市は1980年代から
アメリカ有数の犯罪多発都市となっていたが、

1994年に検事出身のルドルフ・ジュリアーニ氏が
治安回復を公約して市長に当選すると


【家族連れにも安心な街にする】


と宣言し、犯罪学者のケリング氏を顧問にし、
この理論を応用して治安対策に乗り出しました。



彼の政策は

「ゼロ・トレランス(不寛容)」

と名付けられており、


具体的には、警察に予算を重点配分し、
警察職員を5,000人増員して街頭パトロールを強化した他、

 ・落書き、未成年者の喫煙、無賃乗車、万引き、花火、爆竹、騒音、
  違法駐車など軽犯罪の徹底的な取り締まり

 ・歩行者の交通違反やタクシーの交通違反、飲酒運転の厳罰化

 ・路上屋台、ポルノショップの締め出し

 ・ホームレスを路上から排除し、保護施設に収容して労働を強制する


などの施策を行いました。


その結果、就任から5年間で犯罪の認知件数は

 殺人    67.5%
 強盗    54.2%
 婦女暴行  27.4%

へ減少し、治安が回復しました。



また、中心街も活気を取り戻し、
住民や観光客が戻ってきました。

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私はこの理論を応用してよくコンサルを行います。

それは、【挨拶と掃除の徹底】です。


ただし、これは私が行うのではなく、
社長自身にやっていただきます。


あくまで、

【挨拶と掃除の徹底】は、
その後の理念や戦略を徹底するための【土台作り】です。


しかし、わかっていながらできない会社が
多いことにはびっくりしてしまいます。


「そんなこと今さら・・・」ではなく、
「そんなことすら」徹底できないことに
なぜ気付かないのだろうか。



挨拶と掃除といった、
当たり前のことを社員に徹底できない社長が、
理念や戦略を徹底できるとは到底思えません。


この当たり前のことを徹底できた社長は、
その後、私が特に関わらなくてもほぼ間違いなく
業績は向上していきます。


【 千里の道も一歩から 】です。

(2008年5月28日メールマガジンより抜粋)


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