6月——それは、経営者にとって**“税金の重み”を改めて痛感する月**です。

所得税、法人税、固定資産税、自動車税、消費税の納付…
何度経験しても、この時期に通帳から次々と消えていく金額を見ていると、
「本当にこれだけ払ってるんだな」と、冷や汗が出そうになります。

お客様が来てくれて、売上があって、それでもなお残らない、
そんな実感を持つのもこの6月。

でも、それが経営というものの現実であり、宿を続けていく責任でもあります。

孤独に日々計算する毎日が



💪 7月、ようやく一区切り。ここからが「本番」

そんな6月が終わり、ようやく7月。
支払いが一通り終わり、「さあ、また一歩ずつ前に進もう」と気持ちを切り替える月です。

今年の夏も、御縁にはたくさんのゲストが来てくださる予定です。
物価高も続き、宿泊料金を見直さざるを得ない状況ではありますが、
それでも「来てよかった」「また来たい」と思っていただけるような宿にしていくこと。

サービスの質、地域とのつながり、安心できる空間——
そうした“見えない価値”を積み重ねて、価格以上の満足を届けていく覚悟です。


📆 12月にはまた「予定納税」もやってくる

実は、年末にはまた「予定納税」という税金がやってきます。
だからこそ、この7月から12月までは、次の支払いに備える大切な準備期間でもあります。

一気に利益を出そうなんて思わず、でも確実に、
ひとつひとつの予約、ひとつひとつの仕入れ、
そして日々の掃除やおもてなしを丁寧に積み重ねていくこと。


✨ 経営とは、派手じゃないけど、地道な積み重ね

経営は、本当に派手な世界ではありません。
むしろ、**「思っていたより地味で、ずっとコツコツ」**な世界です。
でも、だからこそお客様の「ありがとう」や「また来ます」が胸に沁みる。

これからも、小さな島の小さな宿で、
たくさんの人のご縁を大切にしながら、
ゆっくりと、でも確実に進んでいきます。