週末は、いよいよ中体連。
野球を続けてきたわが家の長男にとって、中学生活最後の夏の大会がやってきました。

彼が佐世保に来てもう3年。
コロナ禍も経験し、思うように活動ができなかった時期もありました。
それでも、どんな時も真剣に白球を追いかけてきた姿を、親としてずっと見守ってきました。

今大会は、彼にとって区切りとなる大切な公式戦。
この中体連で勝ち進めば、県大会へと続く道が開かれます。


もし敗れたとしても、今年は「連盟杯」という大会が控えており、本当の引退はその次の試合。
まだまだ、最後まで全力で戦えるチャンスが残されています。

それが終われば、佐世保選抜、そして長崎選抜の選考会が待っています。
彼自身、そこでまた挑戦したいという強い意志を持っていて、日々の練習にも気持ちが込もっています。
その姿を見ていると、「ああ、本当に野球が好きなんだな」と感じさせられるのです。

来年からはいよいよ高校野球の世界へ。
中学とは比べものにならない厳しさや覚悟も必要になることでしょう。
それでも彼の「やりたいこと」に向かって、これからも全力で背中を押していきたいと思っています。

そして、この夏。
「中学最後の夏」だからこそ、親としてできることは、ただただ一緒に過ごす時間を大切にすること
結果がどうであれ、喜びも悔しさも、すべてを彼とともに感じ、一緒に思い出として刻んでいくこと。

子どもにとっては今この瞬間が、人生の大切な一ページになります。
そして親にとっても、「今しかない」この時間は、振り返ればきっと宝物になります。

応援席から見守るその時間も、
遠征の朝に一緒に起きる時間も、
泥だらけのユニフォームを洗う日々も、
みんな、今だけ。

野球がつないでくれた親子の時間に感謝して、
この夏も精一杯、彼の挑戦を応援します。

どうか、子どもたちの努力が実りますように。
そして、すべてのご家族にとって、素敵な夏の思い出がたくさん生まれますように。