ネット社会の浸透により、戦後のGHQ検閲で新聞社が生き残るために、「自虐史観」という歴史事実に基づかず一方的な歴史解釈、歴史認識を日本国民に押し付けてきた過去が清算されようとしている。

まずは日本政府が旧日本軍の慰安婦強制連行を認めて謝罪したと歴史解釈された河野談話である。
歴史事実は、裏付け調査せず証拠資料無く調査結果改竄という日韓合作の創作文書だったのである。

次に慰安婦問題の根拠と歴史解釈された朝日新聞による吉田証言記事から始まる特集記事である。
歴史事実は、吉田証言は虚偽、挺身隊と慰安婦を誤用、慰安婦証言を改竄と捏造記事だったのである。

そして今回、昭和天皇がA級戦犯合祀により靖国神社を親拝しないと歴史解釈された富田メモである。
昭和天皇の事績を編年体で記した「昭和天皇実録」が公表されたことより、富田メモに様々な解釈があること、日本経済新聞の報道内容を是認したわけではないことが実録として明らかにされたのである。

これに関して、「昭和天皇実録」の事実に基づかず、どうしても「天皇が靖国神社に親拝しない理由はA級戦犯の合祀である」という一方的な歴史解釈で国民を洗脳したいのが日経新聞と毎日新聞となる。

本来であれば、朝日新聞もこれに参加したのだろうが慰安婦問題の捏造記事により辞退したのだろう。

毎日新聞は、「昭和天皇実録」の事実に基づかず「「富田メモ」を追認」と一方的解釈を報じている。
[朝日新聞 9月6日]靖国神社不参拝の経緯…「富田メモ」を追認
宮内庁は9日、昭和天皇の87年の生涯を記録した「昭和天皇実録」を公開した。この中で、天皇が靖国神社に参拝しないのは、A級戦犯の合祀(ごうし)が理由だと天皇自身が話したとする富田朝彦(ともひこ)宮内庁長官(当時、故人)のメモ(富田メモ)と符合する記述があったことが分かった。メモの中身には触れていないが、その存在と内容を報じた日本経済新聞の報道があったことをあえて記述した上、メモを出典として明示していることなどから実質的にメモの中身を追認したと受け止められる。実録は、昭和天皇の日々の動静の公式記録で、同庁が1990年から24年余りかけて編さんした。作業には、非公開の内部文書や戦前に侍従長を務めた百武(ひゃくたけ)三郎の日記など約40件の新史料を含む3152件の史料が使われたが、歴史の通説を覆す記述はないとみられる。体裁は和とじ本で計61冊、約1万2000ページ。黒塗りはなく全文公表され、8月21日に天皇、皇后両陛下に奉呈(提出)されていた。

焦点となったのは88(昭和63)年4月28日の記述。同日午前、皇居・吹上御所で富田長官と面会したことが記され、「靖国神社におけるいわゆるA級戦犯の合祀、御参拝について述べられる」とある。内容の詳細は書かれていないが、続けて「なお、平成18年には、富田長官のメモとされる資料について『日本経済新聞』が報道する」と記載されていた。この報道は、2006年7月20日付同紙朝刊が「富田長官が残したメモから、昭和天皇がA級戦犯を合祀した靖国神社に強い不快感を示し、『だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ』と長官に語っていたことが判明」と報じたもの。実際、天皇は1978年のA級戦犯合祀以降は参拝をしていない。新聞報道を記載したことに対して、同庁は実録の説明の中で「社会的な反響、影響が大きかったことから報道があったという事実を掲載した」と述べ、「メモの解釈はさまざまで、A級戦犯合祀と昭和天皇の靖国神社不参拝をとらえた富田メモや報道内容を是認したわけではない」としている。

しかし一方で、質疑の中では「(天皇と富田長官との面会と報道は)全く無関係というわけではない」ともしている。また、実録は天皇の動静を記述する依拠史料として、富田メモを約180回にわたり引用。87年は65回、88年も51回と多用しており、史料としての価値を認めている。古川隆久・日本大教授(日本近現代史)は「昭和天皇が靖国参拝問題について側近に話したことが記載され、出典も明示されたということは、話した内容まで掲載されていなくても事実上認めていることと同じだ」としている。また、天皇が終戦直後、米軍による沖縄の軍事占領継続を希望したとされる「沖縄メッセージ」については、実録は47年9月19日、連合国軍総司令部幹部の報告内容として紹介している。【真鍋光之、古関俊樹】

◇富田メモ
宮内庁長官を務めた富田朝彦(192002003年)が、昭和天皇の発言を書き留めたとされるメモ。靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に天皇が不快感を示し、参拝を取りやめたと読み取れる記述があり、06年に報道で明らかになった後、分祀して「天皇参拝」が可能な状況にすべきだとの分祀論が活発化。ただ、記載の読み取り方などに異論もあり、宮内庁はこれまで、記載内容の評価などは示していなかった。

毎日新聞では、「昭和天皇実録」で1988年4月28日の記述として下記の事実を明らかにした。

・靖国神社におけるいわゆるA級戦犯の合祀、御参拝について述べられる
・なお、平成18年には、富田長官のメモとされる資料について「日本経済新聞」が報道する
・社会的な反響、影響が大きかったことから報道があったという事実を掲載した
・メモの解釈はさまざまで、A級戦犯合祀と昭和天皇の靖国神社不参拝をとらえた富田メモや報道内容を是認したわけではない

つまり、「昭和天皇実録」には、日本経済新聞が富田メモとされる資料を報道した事実、富田メモの解釈が様々ある事実、社会的な反響、影響が大きかった事実、報道内容を是認していない事実しかない。

毎日新聞が主張している「「富田メモ」を追認」するような記述は無かったことが事実なのである。
毎日新聞が勝手に解釈して「メモの中身を追認したと受け止められる」と主張しただけなのである。

これでは、朝日新聞が福島原発事故でいわゆる「吉田調書」に関して、吉田調書の記述の事実に基づかず、朝日新聞の一方的な解釈に基づいて「命令違反、9割撤退」とした捏造記事の手口と同じである。

毎日新聞は、昭和天皇の靖国神社親拝でいわゆる「富田メモ」に関して、「昭和天皇実録」の記述に基づかず、毎日新聞の一方的な解釈に基づいて「「富田メモ」を追認」との捏造記事を報じたのである。

このことは、日経新聞の記事でも事実に基づかず「A級戦犯合祀が理由 」と一方的解釈を報じている。
[日経新聞 9月9日]靖国神社不参拝の経緯…「富田メモ」を追認
実録で179カ所に典拠資料として採用された「富田メモ」は、1975年を最後に昭和天皇が靖国神社を参拝しなくなった理由が、78年10月のA級戦犯合祀(ごうし)だったことを明らかにした。富田朝彦元宮内庁長官は天皇が合祀ゆえに参拝をやめたと語った言葉をメモしていた。その後、『卜部亮吾侍従日記』、天皇の和歌を指南した歌人の岡野弘彦氏の『四季の歌』など、同様の事実を裏付ける資料が出版され、近年の昭和天皇研究では定説となっている。実録では、88年4月28日の項に「靖国神社におけるいわゆるA級戦犯の合祀、御参拝について述べられる。なお、平成十八年には、富田長官のメモとされる資料(靖国神社におけるいわゆるA級戦犯合祀の経緯や御参拝に関する記述が含まれる)については『日本経済新聞』(七月二十日付朝刊)が報道する」と記述された。

日経新聞では、「昭和天皇実録」で1988年4月28日の記述として下記の事実を明らかにした。

・靖国神社におけるいわゆるA級戦犯の合祀、御参拝について述べられる
・なお、平成十八年には、富田長官のメモとされる資料(靖国神社におけるいわゆるA級戦犯合祀の経緯や御参拝に関する記述が含まれる)については「日本経済新聞」(七月二十日付朝刊)が報道する

つまり、「昭和天皇実録」には、靖国神社におけるいわゆるA級戦犯の合祀、親拝について述べられた事実、富田長官のメモとされる資料を7月20日に「日本経済新聞」が報道した事実しかない。

日経新聞が主張する「昭和天皇の靖国参拝取りやめ、A級戦犯合祀が理由」の記述が無いのである。
日経新聞が「富田メモ」を勝手に解釈して「A級戦犯合祀が理由」と主張しているだけなのである。

しかも日経新聞は、「昭和天皇実録」に関する記事で富田メモに様々な解釈があると記述されている事実、A級戦犯合祀と靖国親拝の因果関係について記述されていない事実を隠蔽しているのである。

これでは、朝日新聞が福島原発事故でいわゆる「吉田調書」に関して、吉田調書の記述の事実に基づかず、朝日新聞の一方的な解釈に基づいて「命令違反、9割撤退」とした捏造記事の手口と同じである。

日経新聞は、昭和天皇の靖国神社参拝でいわゆる「富田メモ」に関して、「昭和天皇実録」の記述に基づかず、日経新聞の一方的な解釈に基づいて「A級戦犯合祀が理由」との捏造記事を報じたのである。

昭和天皇の靖国親拝の取りやめた理由に関しては、宮内庁の「昭和天皇実録」に基づくべきであり「富田メモは断片的でいくつも解釈ができるため、正確な気持ちがわからなかった」が現状の歴史となる。

おそらく、「富田メモ」に関して正確に判断するためには、日経新聞の「富田メモ研究委員会」だけの一方的な解釈だけでなく、公的機関に委ねて第三者機関による検証から報告書にまとめるべきだろう。

そうしなければ「富田メモ」は富田長官のメモとされる資料、様々な解釈ができる資料でしかない。

おそらく「富田メモ」が公的機関に委ねられて全面公開されれば、朝日新聞が「吉田調書」で捏造記事を報道したことと同様、日経新聞が「富田メモ」で捏造記事を報道したことが明らかになるであろう。

「河野談話」と「吉田証言」と「吉田調書」の次に暴かれるべき歴史事実とは「富田メモ」である。
「昭和天皇実録」の公開により浮上したのは「富田メモ」が日経新聞の捏造記事という疑惑である。


月刊WiLL (ウィル) 2014年 10月号 [雑誌]

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