どSな飼い犬です。
さてさて、いよいよ待望の釣りです。
マレーシアの夜明けは遅く、朝7時にガイドのベルがホテルまで迎えに来るとのことで6時過ぎに起床しましたが辺りは真っ暗です。
6時50分定刻より少し早くにベルが迎えに来てくれ荷物を詰め込みホテルから車で10分足らずの湖畔にあるボート屋へ向かいます。
まずはここで朝食を取ってから釣り開始となります。
現地料理のロッティチャナイという食べ物
柔らかいナンのようなものにカレーソースをつけて食べますが、なかなかの美味。
遠心力で広げる感じ。
もう1人のガイドであるリーも合流し5人で朝食。
軽く談笑し、いよいよ湖面に出ます。
アルミボートやバスボートではなく、地元の漁師が乗るような船で、これまたなかなか趣があっていいです。
ボートとエンジンはレンタル、エレキのみ持ち込みのようです。
海外の釣りではライフジャケット未着用が多いですが、そこは大人の釣り人ですし、万が一があってはいけませんので、もちろん着用します。
ライフジャケットは貸し出してくれますが、日本から持ってきていたので膨張式を持っていないたかしにわたくしのを貸し、わたくしは奥様用に買ったウェストに装着するタイプのやつでいざ出船。
現在マレーシアは雨季で、山の方では毎日のようにスコールがあり、川は茶色く濁り湖自体の水位も3mほど上昇しているとのことでガイド曰く、特にピーコックは難しいとのこと。
ボートで15~20分ほど走り、最初のエリアはウィードが点在するシャローエリア。
岸は全て植物が生い茂っており、まずはその際にルアーをキャストしていきます。
ここで、今回のわたくしたちのタックルですが、わたくしたちはバスは全てトップウォーターオンリーのスタイルでやっておりまして、今回ももちろんトップウォーターオンリーで挑みます。
普段使用しているルアーはしんごさんとわたくしはハンドメイドが主体で、たかしはプラとハンドメイド両方ですが、プラの方が多い感じです。
ピーコックバスは基本的にベイトフィッシュを食べますので、ラージマウスと違って好奇心や怒ってルアーにバイトするということは少ないようです。
ですので、この湖のベイトは5~8cm程度の魚となり、ルアーも自ずとこのサイズのものが適していることになります。
しかしながら、わたくし達は基本1オンスクラスのハンドメイドルアー中心でペンシルも11cm以上のものが主です。
さすがにガイドもびっくりしていた様子でしたが、ビビリのわたくしは事前にピーコックと言えばネルソンナカムラってことで、マジックスティック90とサラサラ100を仕込んでおきました。
しんごさんも同様。
たかしはドッグXなどのいかにも釣れそうなルアーも多数所有しております。
暗くて見えづらいですが、左下からサラサラ100、マジックスティック90、マジックスティック110、ソリザラ、オリザラなどプラはこれぐらい。
また、細いルアーは良いとのことでしたが、太さのあるものは難しいとのことでした。
まずはわたくしはガイドの言うことに従い、マジックスティックを投げます。
しかしたかしはガイドの言うことにノー!と言い、でかいペンシルを投げます。
それがこちら
ガイドからクレイジーたかしと呼ばれる一つ目のきっかけが、なんとたかしは初日ハスエリアとヘビーカバーエリア以外は全てこのルアーだけを投げ通しました。
1番釣れそうなルアーいっぱい持ってきてるのにw
漢気のある男です。
ピーコックを狙うにはとにかくルアーを止めないことがまず基本アクションになりますので、ペンシルはボート際まで高速トゥイッチを続けます。
これを炎天下の中、延々とやり続けるのはなかなかの重労働です。
30分ほどなんの音沙汰もなく、先行していたしんごさんの船から歓声が上がります。
ルアーはマジックスティック90かな
釣れると分かると俄然やる気も高まります。
しかしキャストを繰り返すものの、なんの音沙汰もありません。。。
すると再び先行するしんごさんの船上が慌しそう。
ルアーはインナーハンド
釣れないたかしとわたくしは焦ります。
で、気づいたのが「さっきから俺らってしんごさんの後をトレースしてるだけやから、きつくないか?」
もっと早く気づけよって話なのですが、早速ガイドのリーにトレースをやめて他のエリアに行こうと身振り手振りで伝え、ちょっと離れた場所へ移動します。
これが吉と出るのか、はたまた凶と出るのか。。。?
続く