水を加えても燃焼効率が落ちないエマルジョン燃料がすごい! | 南海トラフ地震・津波よ、来るな!

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南海トラフ地震と津波災害の予測がされている高知県から自分の身を守る、家族の身を守る、周囲の人を守る防災を考えていきます。
そして国際交流が多様化する中、文明と文明の出会い部分に注目して、日本人がどうすれば良いのか、について考えていきます。

一昨日、ある民放で放映していたニュースです。

軽油に同量の水を加えて、界面活性剤を付加して撹拌すると
軽油50%の燃料が出来る。

そして更に、これに同量の水を加えて作った燃料は、
軽油分は25%になる。

常識ではより薄くなると思われるが、燃焼効率は変わらないという


事実、山梨県では、この希薄した経由で、ジーゼル車が
稼働していたが、燃料代が40%にまで減ったと喜んでいました。

これは凄いことです。

1・燃料が25%の場合は、1/4で済む。

2・発生する二酸化炭素も25%にまで減る。
と云います。

3・火力発電の燃料に活用できれば、原発に
代替できる可能性が出てきます。


ただ、この燃料、エマルジョン燃料と云うらしいが、
国内で車両で実用化できるのは、当面山梨県だけらしい。


その理由は、燃料税の問題で、地方自治体が収入源
としているから、税収が減ってしまうのは困ると云う。

山梨県では、加水部分にも課税することで、車両でも
使用可の許可が出たらしい。


この技術、つまりエマルジョン燃料とは、
添加剤(界面活性剤)を用いることなどにより、
油と水を混合させた燃料のこと。



水と聞けば意外だが、
原理としては油の表面積拡大により燃焼効率を
アップさせ、これまでより少ない燃料で、
変わらないパワーを得る仕組みだ。



その結果、燃料コストを削減できるのはもちろんのこと、
環境負荷、例えばCO2、NOX、SOXなどの
排出量も少なくできるのである。


まさに夢のエネルギーなのだ。

TVでは、タイとインドネシアから視察団が来ていて、
すでに契約を交わしたとも報じていた。

この技術が普及すれば、どうなるか?

1・エネルギー問題が、量的には解決されるかも。
 つまり、化石燃料が4倍にも5倍にも有効活用されれば
 枯渇の心配が当面なくなる。

2・経済のメカニズムは激変する。
 原油価格が今よりも激安になると思われる。
 原油生産国の繁栄は、終焉するかも?

3・地球温暖化の懸念は、かなり解消できそう。

こんな具合で、良いこともあり、心配なことも
出てきますね。

世界の大きな利権が関連するので、産油国からは
目の敵にされるかも。


しかし、この技術、実に資源の無い国の
日本らしい発明ではないだろうか?


開発者の山本氏は・・

「これまで長い間、多くの方々がエマルジョン燃料の
開発に取り組んできました。


しかしボイラーなどで燃焼させているうち、
不具合を生じるケースが多かったのが実情です。


それでも何とかこの技術で地球温暖化防止や
エネルギー問題の解決に貢献できないか──。


我々はそうした思いから、あえてハードルの
高い研究開発に挑戦し、このたび従来のエマルジョン燃料の
イメージとはまったく異なる次世代型燃料の実現に成功しました」

これこそアベノミクスの最適の材料ではないかと思われる。

詳しくは下記をご参照あれ!
http://www.eneco-hd.co.jp/index.html