今読んでいる本で、かなり影響を受けた本。
世界のなかで自分の役割を見つけること――最高のアートを描くための仕事の流儀
天地の守護獣が大英博物館に所蔵されたニュースを見てから
気になっていたアーティストです。
私自身、あまり「絵」には詳しくないのですが
立体物(仏像など)は好きだったので、この「天地の守護獣」は
なんて可愛いの…!本当にしゃべり出しそう!と思って気になっていました。
その作者である小松 美羽さんが書いた本。
こういった芸術家の人たちって生まれながらの天才であり、
考え方も超人的なんだろうなと思っていたのですが、
この本を読むと(もちろん、生まれながらに他の人に見えないものが
見えていたという不思議さはありながら)
自分は天才ではない、そういう役目を与えられただけ。
「魂を成長させる」ことを考えてきた、というフレーズがありとても心に刺さりました。
私自身も今芸術に分類されることをしていますが、
自分にはこの「魂」がまだまだ足りないことに気づかされました。
生きる活力を与えてもらった、そんな本です!
魂を込めて作品を作る。
魂を揺さぶられるような仕事をして、それに触れる人にも
何か感じてもらえるような作品を作ってみたいと思いました。
芸術に関係していない人でも、自分が生を受けた意味は何か?
何を遺せるのか、今自分は何に魂を込めたいのか、など
人生の中で一度立ち止まって考える時ってあると思うんです。
そんなきっかけになる本でした。