現在も寮に住み「学生時代と変わらないですね(笑)」

教員や指導者の道を目指していたものの、当初は社会人経験を積んでから教員になりたいと考えていた羽藤さん。就職する予定でしたが、ご縁があって今年の4月から中京高校に赴任することとなりました。現在は陸上部のコーチとして、社会科の教員として、1年生の担任として、慌ただしい毎日を送っています。

「過去に全国高校駅伝で2度優勝している名門ですし、新卒で指導経験もない自分が大丈夫かと思ったこともありましたが、ご縁とタイミングですね。4月から毎日バタバタですが、それ以上にやりがいを感じています」

指導法は久保田晃弘監督のもと、勉強の日々です。また、陸上部をはじめ運動部の生徒さんたちが生活している寮に羽藤さんも住み、寮監をしています。「朝練で生徒たちと一緒に走って、授業をして、放課後にまた練習があって、夜は寮の点呼があって……。学生時代とやっていることが変わらないですね(笑)。でも、学生時代に経験したことが指導者になってからも生きているので、やっていてよかったと思います」

指導者としては「もちろん、結果を出したいですが、高校生の指導なので『心の成長』も大事にしていきたいです。自分自身もこれから勉強して、生徒と一緒に人間力を磨きたいです」と、謙虚に、誠実にお話しされました。

昨年、全国高校駅伝に出場した男子は、長距離部員が現在7人。駅伝メンバーを組めるギリギリの人数で、女子長距離部員も7人の少人数です。

最寄りの瑞浪駅から1.5km圏内に寮と学校、グラウンドがあり、河川敷のコースや朝練で走る公園、2024年4月に移転した完全個室の一人部屋の寮には広大なトレーニングルームも完備され、強くなるための環境が整っています。羽藤さんの表情からは、充実ぶりが伝わってきます。

部活訪問で伺った時に高校生だった選手が大学を経て、今度は指導者として駆け出した姿を見ていると、なんだか親戚気分でうれしくなりますし、応援したくなりますね。羽藤さんの新たな挑戦に、現状打破!



大学の後輩になるんですね。

今治北高から

中大の陸上で箱根駅伝目指して頑張ってたんだね。


これからも選手育成に指導頑張って欲しいし、素晴らしい選手を育成して中大に進学させてください。