キム兄号泣…坂田利夫さんが人生で一度だけ「アホのサカタ」を後悔した瞬間「悪いことしたなあ」



タレントの木村祐一(60)がBSよしもとの追悼特別番組「坂田利夫師匠へ感謝のメッセージ あ~りが~とさ~ん!」で、昨年12月29日に亡くなった坂田さんへ涙ながらに追悼の言葉を述べた。


「いつもお目にかかると明るく声をかけてくださって、どれだけ救われたかわかりません」と坂田さんの言葉が芸人として生きる励みになったことを告白。舞台に出る心構えとして「出るときはアホな顔して出えよ。ほんで帰る時もアホの顔して帰れよ」と常々アドバイスしてもらったという。木村は「今もそうさせてもらってます」と天国の坂田さんに伝えた。


 少々自虐的に「アホのサカタで宝くじ当たったようなもんや」とも木村に語ったことがある坂田さん。ただ、一度だけ「アホのサカタ」という代名詞を後悔したことがあったという。


坂田さんが母親と食事をしていた時だった。通りかかった修学旅行生が「アホ、アホ」としつこく絡んできたという。しばらく我慢していた母親が顔を真っ赤にして立ち上がり「うちの子はアホとちゃいます!」と、修学旅行生に向かって大きな声を出した。坂田さんはその時を振り返り、さびしそうな顔で「そんときは悪いことをしたなあ、と思った」と木村に述懐した。


 そのエピソードを語りながら涙が止まらなくなった木村。「すごく印象的でした。ただ、われわれの仕事というのは、何かを犠牲にしてというか、何かを削ってといいますか、そういうことを覚悟した瞬間でもありました」と、坂田さんのキャラクターに隠された芸人としての宿命を、自分自身とも重ね合わせて今に至っていることを明かした。


「本当に残念ですけども、多くのものを数え切れないほど、言葉では言い表せないことをいただきました。本当にありがとうございました。お疲れ様でした」。万感の思いを込めて、芸人として生きる道を示してくれた“師匠”に向けて感謝の言葉を伝えていた。



やっぱり、母は

子どものことを思ってる

んですね〜。


いつまでもいつまでも。

どんなに悪人であっても

自分の子どものことを

悪く言われるのが

辛いんでしょう。


私の母の事を

思い出しています。


子どもたちを連れて

和歌山に帰った時は

喜んでくれました。


アルツハイマーで

施設に入っていた時に

面会に行ったら、

『この子、アンタによく

似てるなぁ〜』


と、自分の子と孫に

話しをしてくれました。



涙が止まりません。