立ち寄る場に

困ることはなかった20代。

 

 

駅ビル

 

カフェ

 

美術館

 

 

公園が選択肢に入ることは

 

まず、なかった。

 

 

 

30歳半ばにして公園

ありがたみを知る。

 

 

 

大声を出し

走り回れる環境の

 

 

なんと

ありがたいことや。

 

 

 

ちびさん、2歳とちょっと。

第二子、妊娠9ヶ月。

 

 

 

この連日

続く猛暑の日々。

 

 

 

公園で遊べない。

 

 

 

子連れの

居場所難民である。

 

 

 

家にいても

有り余る2歳児エネルギーを

持て余すばかり。

 

 

 

やむなくバスに乗り

カフェ

 

 

そして

スーパーでの買い物。

 

 

 

そしたら

翌日

前日のハイライトをおままごとしておる。

 

 

 

「にゃんにゃん、バス」

*猫のぬいぐるみをバスのおもちゃに乗せ

どこかへ。

 

 

 

「おみじゅ、パン!」

*猫のぬいぐるみとともに水を飲み、パンを食べる。

 

 

 

 

折り紙を丸めた手作りトマトを受け取り

 

「ん」

*買うよ。

 

 

ひっさげている紙袋に入れる。

 

 

 

お金を払うんだよと伝えてみたところ

 

 

「ピ」

*スマートにタッチ決済。

 

 

 

模倣力に驚嘆しつつ

 

休日のハイライト時間に浸るひとときなのでした。