ちびさん2歳とちょっと。

 

 

先日の保育園お休みの日のこと。

 

 

普段の昼寝の時間はとっくに過ぎている。

 

寝ない。

 

 

 

 

午前中の活動を経て、昼食でお墓が膨れたところ

 

薄暗くエアコンを効かせた部屋に入り

 

 

大人たちは

ガックンガックンと布団に吸い寄せられていく。

 

 

 

 

「みんな、起きて〜〜」

 

 

最近覚えた言葉で

夫さんや私を起こしていく。

 

 

大人たち、起きない。

 

「みんな、起きて〜〜」

 

大人たち、起きない。

 

 

 

起きないと

言葉からどんどん実力行使へと変化していく。

 

 

最初はソフトに頭を持ち上げようとする。

 

目を開けようとする。

 

 

だんだんと

 

 

叩く

 

蹴る

 

噛む。

 

 

都度都度、大人たちも

「叩かないで、痛いよ〜。やめて〜。」

と、声をかけるものの

 

 

ヒートアップしてしまったようで

一向に止まない。

 

 

 

噛みだしたところで

 

夫さんが起きだし

「噛んだらだめだよ。ごめんなさいは?」

 

 

とちびさんに尋ねた。

 

 

ちびさんに

「ごめんなさいは?」

 

と尋ねたのは

多分はじめてのこと。

 

 

 

 

ちびさんは

「ヤダ!!!」

 

 

と叫び寝室を走り回り

 

 

葛藤している模様。

 

 

 

私には心当たりの多々ある

「ごめんなさい」を言うべきときに湧き上がってくる思い。

 

 

 

過ちを認めるのは嫌だ

 

 

相手が自分のいに沿わないことをするのも嫌だ

 

 

相手が離れていくのも嫌だ

 

 

ここまで具体的な思いが

 

 

ちびさんに

湧き上がっているかどうかは置いておいて

 

 

葛藤している様子が

 

 

ありありと伝わる。

 

 

 

 

謝ることが難しいんじゃない。

 

 

謝ろうとすると出てくる感情たちが難しいんじゃろな

 

 

 

 

今日の出来事は

 

 

ごめんなさいを言う事の葛藤を

とても行動で示していくれていて

 

 

 

情緒が深化しているのだなあと

感じさせてくれたひとときなのでした。