珍しく家庭の話をします。(笑)
先月、夫(以下、GOUTEN)の活動にひっついて、「WordCamp Ogijima 2018」なるものに参加しました。
◎「WordCamp(ワードキャンプ)」って何?
「WordCamp Ogijima 2018」のサイトをそのまま抜粋すると、以下のように書かれてあります。
つまり、「WordPress」という、CMS(=「コンテンツ・マネジメント・システム」)Webサイトを管理・更新できるシステムを使っている人達の一大イベントだそうです。
夫、GOUTENは数年前よりこのイベントの実行委員をしており、この関連の企画で週末は全国を飛び回っています。(同じく私も演劇関係であっちこっち行って留守にするので、結果家庭内別居が起こる…それはまあさておき)
(↑「WordCamp Ogijima 2018」のサイトでも紹介。実物は写真よりもデB…)
GOUTEN曰はく、WEB関係のお仕事って、フリーランスになるとクライアントとの関係はあっても、横の繋がりが出来ずに情報共有や、困った時の相談が出来にくい環境になりがちだそうで、だからこそ勉強会や意見交換などのコミュニティの場づくりは重要だそう。
その感覚は演劇に置き換えても理解出来るのし、「場づくり」という点に置いては、どんなことをやっているのか、前々からちょこっとだけ興味がありました。
でも私、WEBの知識皆無!
高校時代にホームページビルダーでWEBサイト作ったことある!というレベル。
そんな部外者がノコノコ夫について行ったのはそう!開催地が男木島だからです!!
◎男木島 Ogijima
香川県の高松港からフェリーで20分くらいの、人口160人の小さな島。
コンビニもスーパーも病院もありません。道が細くて乗用車も走れません。
でも猫はたくさんいます。
「何も無い」を楽しむ島、それが男木島だそう。
普段黒い壁に囲まれた劇場にばかりいるので、
なんせ青空と海と山に囲まれたかった!!
しかも今回のワードキャンプ、本当にキャンプしちゃうんだぜ!
BBQして、テント泊もしちゃうんだぜ!
インドアっぽいメガネで小太りのおじさんたちが、本気でアウトドアしてる!
なので今回は、WEB知識ゼロの私から見た
「WordCamp Ogijima 2018」の話です。
◎会場の話
会場の話をする前に、キーマンとなるこのお方の話を。
イベントの副実行委員長、額賀さんです。
実は私の結婚式の時に、カメラ撮影をして頂きました。
当時は大阪に住んでいらっしゃったのですが、その後、男木島に移住。
当時、男木島は子どもがおらず、小学校も休止状態になっていたそうですが
「子供が住めない島に未来はない!!」
と立上った額賀さんは、私設図書館、男木島図書館を設立。
移住者も募り、子供の住める島づくりに奮闘された結果、休止状態になっていた男木島小学校が復活を遂げたのです!
そして今回の会場は、その男木島小学校の体育館。
エアコンはありません。近くに病院もなければ救急車が走れる広さの道路もありません。
熱中症が心配される中でのスタートでしたが、小まめなドリンク配布や水分補給のコール、看護師さんの常駐など、実行委員の手厚い配慮の中で、暑いなりに快適に過ごせました。
でも、暑さの質が大阪とは違いますね。
大阪の方が地熱と室外機のいやらしい暑さといいますか。こちらはシンプルに太陽熱だけという感じ。
今回は家族連れOKの企画だったので、外(屋根下)では子ども向けのワークショップが開催されています。私も子供たちに交じって、にぼしだし作りワークショップに参加してきました。
遊びながらお父さんお母さんのお仕事に触れられるってイイネ~。
◎セッションの話
正直なところ、専門的な知識の共有がメインで、私は蚊帳の外かな~なんて思っていましたが、
全然そんなことは無く。そもそも「WordPress」って何?という基本中のキの話から始まり、
実際に使っている人の生活の話が多かったように思います。
暮らしの中でWordPressをどのように活用し、どのような時間を獲得して、自分が住む土地と、家族と、どのような関わり方をして、どのようなコミュニティの中で生きるか?というライフワークバランスの話は、ここ最近の自分への問いでもあって、とても興味深かったです。男木島の大自然も相まって、普段ないないと思って急いているお金や時間のことが、いかに狭い世界の中でのことかを思い知らされた気がしました。
◎男木島図書館
WordCamp開催中は、男木島図書館がちょっとした待合い空間になっていました。
私、なんせここに来たかったのです!
忙しくしているGOUTENを完全に無視してしてこちらに滞在。
ぼんやりしていると、島の子どもたちが勝手に入って来て、ころころ転がったりしながら絵本を声に出して読んだりして遊んでます。普通、図書館で大きな声出しちゃいけませんって教えるけど、ここにはそんなルールがなくて、私も子どもたちと一緒に本を読んで。おさかなの絵本だったものだから、読み聞かせしながら、身体で魚を演じて一緒に踊ってみたり。
日常生活の中に当然のようにそれがある。
これ、凄いなあ。
「関係人口を増やす」という本がぱっと目に入りました。
人口を増やすことや観光客を増やすことも大切だけど、その土地の取組みに共感する人を増やして、企画や事業を一緒に手伝ったり、参加したりする人、即ちファンを作ることがその土地を活かしていきますよ…という話。
ああ、この島の話だ。。
ただ自然があれば良い、田舎があれば良いというのではなくて、
人が関わる仕組みを作ることが大切…というかそれがなければ残っていかないということ。切迫した問題として。
◎その土地の顔になる
そんな訳で、WEB知識皆無でも、ライフスタイルを見つめる旅として、かなりかなり楽しんで来ました。
そういえば、額賀さん、大阪でお世話になった時と随分お顔が変わったなーという印象を受けました。元々とてもお綺麗な方なのですが、なんというか、その土地の顔になっていくんだなと。
生き方や暮らしの積み重ねがダイレクトに顔や身体のかたちに影響していくのだと。それが滲み出ることは、なんて美しいことなのだろう。
いわゆる美容というものではとても太刀打ち出来ない。
私もこういう顔の持ち主になりたい。
その土地を愛し、何をして生きていくのか。
最後まで自分の問いかけとして大きく響きました。とさ。


















