2018年7月10日 暇活「劇読み!!!~新聞を体感しよう~」12かいめ | 日報・シマコ

日報・シマコ

演劇のある豊かな暮らし

 
7月10日、コワーキングスペース往来にて、12回目の「劇読み!!!」が開催されました~!!
 
★「劇読み!!!」とは
http://ameblo.jp/shimako1011/entry-12246971548.html
https://ourai.jimdo.com/himakatsu/gekiyomi/
 
この日は、女性2名の参加者様でスタート。
二人とも2回目の参加です。
なので今日はいつもやっているアップを短めに終わらせて新しいゲームです。
 
日経新聞日曜版には、絵画の特集があります。
なので今回はそちらをゲームにしてみました。
 
 
名付けて、「キュレーターゲーム」です。(今名付けました。)
 
絵が見られない相手に、キュレーターとして、名画を解説し、鑑賞してもらう遊びです。
 
話を聞いた方は、頭の中でイメージしたものを実際に絵に描いてみて、どのようにこの絵画を鑑賞したか?何に興味を惹かれ、何が味わい深かったのかを発表する…という遊びです。
 
 
 
 
頭に浮かんだ絵を実際に描きだしてみます。
 

 
完成!
二人ともとても絵が上手で、キュレーターの説明をかなり正確に再現しています。
 
実際はどんな絵だったのでしょうか??
 
ピーテル・ブリューゲル「ネーデルラントの諺」
 
 
農民たちの賑やかな生活の中に、様々な諺や格言を盛り込んだブリューゲルの名画です。
 
なんと2人ともブリューゲルを知っていて、説明の中からなんとなくブリューゲルの絵をイメージ出来ていたそうですよ!
 
ブリューゲルは、多くの諺や格言を、皮肉や風刺を交えながらそれを1枚の絵画の中で同時多発的に描いています。
 
ちなみに2枚目の円の中の人たちは、後に1枚目の絵画の中にも登場しているのです。
見付けられるでしょうか??
 
ウォーリーを探せのように、
間違い探しのように、絵画をじっと見つめる時間が続きます。
 
 
多くの時間を割いてしまったので、今回の記事選びは少しスピーディに。いつもとは違って、興味のある記事だけをピックアップしました。
 
今回は新聞だけでなく、フリーペーパーや求人情報誌もOKにしてみましたよ。
 
 
 
 選ばれたのは、こちらの記事。
日経新聞より、「デパードでくらしの相談」
さて、どんな劇が出来るのでしょうか?
 
 
◎TAKE1
恋愛コーディネーターがいるデパートという設定。恋人が欲しい女性(左)と、恋愛相談に応じながらトータルコーディネートをするアドバイザー(右)。一緒にモテ服を選びますが、恋愛アドバイスをするのが難しい〜!となりました。
 

 
◎TAKE2
恋愛アドバイザーだった彼女も、実は別のデパードで恋愛アドバイスを受けていた!というので設定。意中の男性はゴリラみたいな女性が好み。射止めるためのトータルコーディネートをお願いしたい、というお話に!
 
アドバイザーも、ファーの付いた革ジャンに帽子、バナナのアクセサリーのコーディネートに加え、最後はモテる仕草(ゴリラポーズ)の伝授をしてお客様も大満足!
 
「モノ」だけでない、「コト」のサービスが注目されている話は劇読みにも良く登場します。
モノを所有する豊かさから、体験で心を満たす豊かさに、価値観が変化しつつあるのかもしれませんね。この劇読みというの体験もそうです。
 
 
あっと言う間の2時間でした。
ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
 
 
 
8月はお休みを頂きます。
次回は9月を予定しています。
またこちらのブログでお知らせしますので時々覗いて貰えると嬉しいです。
 
また是非一緒に楽しい時間を過ごしましょう~。