なんと前回のブログ更新から1年以上が経過してしまいました。。。



今後は少しマジメに更新しようと心に誓いつつ、やっぱサボるのかもしれません。。。



いやマジメになります!!


たぶん。。。





というわけでして、最近世間をにぎわしている中国や韓国との領土紛争の余波がついにこの業界にも襲いかかろうとしています。


これは普通にデメリットしかないと世間は考えてはいるのですが、私自身はかえって業界ではよいほうに進むのではないかと思っています。


理由

①国内生産への回帰が促進する可能性がある。もうアメリカや欧州各国では自国生産へのライン切り替えが進んでいる。


②生産機械の破壊により機械の再受注が発生する可能性がある(ごく一部でしょうが)


③リスク分散を進める結果、投資先がASEAN諸国に向く可能性がある


④日本対中国・韓国の賃金格差が急速に縮まってきている結果、メードインジャパンのブランドを利用しようとする国内企業が東北に工場を新設する可能性が高い(ただし経済特区のようなものが決まればの話だが。。。)



これらの要素から今後2年程度は景気が横ばいながら安定する可能性があると踏んでおります。







ただ、哀れなのが今日本に在住している中国のビジネスマンです。


なにせ注文したものが中国から出てこない(突然通関が切れないとか。。。)可能性があっていつもひやひやしているらしいです。。。



まだそのような事例が発生はしていませんが、どうなるかがわからないのが実情です。




しかしながら、早くもその動きに呼応するかのごとく走り回っている営業が多いことも事実です。


やはり今も昔も情報が多いほうが勝利に近づけることは事実のようです。。。



震災が発生しておおよそ3が月が経過いたしました。

被災された方々並びに犠牲者の方々に深く哀悼の意をもうしあげます。


しかしながら震災が発生してからの企業活動の低迷には目を覆いたくなる限りです。


本来なら震災復興需要が発生していてもおかしくはない状態なのですが、まったく発生するところがありません。


なぜか。。。


自分なりに考えてみましたが、

①瓦礫類の片づけがまったく進んでいない

②義援金の配分がなされず、住民が経済活動ができない状態がつづいている

③震災被害がなかった地域への企業の脱出(もう既に海外への分散投資が始まっている)

④消費税増税並びに法人税増税の風潮に対する企業の疲弊感


などでしょうか。。。



特に問題なのが、③でしょうか。。。


私が知ってる限り大手が3件工場を中国に移転したり、北信越地域への脱出をしています。


地元で働きたいと東北に残る若者が多い中、企業は見切りをつけて他地域へ脱出するのを指をくわえてみている状態が続いています。


せめてこのときだけでも経済特区を東北に設定して産業の誘致を図るべきではないでしょうか。


海外に友人がいて話をする機会に恵まれましたが、開口一番


「日本ってかわっているね!! 企業が不景気で疲弊しているのに増税して産業が回復するわけないんじゃないの!?」


どうも日本の観点は変わっているみたいです。。。


先々どうなるんだろう。。。




せんだって日銀が公定歩合を引き下げることを発表し、いわゆる「ゼロ金利」時代に再突入することがきまりましたが、さてわれわれ業界にどれほどの影響があるか。。。


・設備投資での資金調達に必要な経費が低くなる

・市中に回る資金が増える(といわれているが。。。)よって購買行動が活発化する

・資材調達による経済活動の刺激によって、生産が増え結果的に資金流動が活発化する


でしたが、本当にそうなんでしょうか。。。


過去に「貸し渋り」(しかしながら流動資金が多くて貸し倒れる心配がない大企業並びに優良企業は別)に代表される金融機関の資金流動が極端に低くなり、中小企業が黒字でありながら倒産するケースも発生したのもこのゼロ金利時代であったはず。。。


はたして、国民の税金をつかってこのような施策をおこない誰が得をするのでしょうか。。。


国民。。。

企業。。。

銀行。。。


国民→結果的に税金で付けを払う形になる、経済活動が活発化しないと給料上がらない。貯金の金利がほとんどゼロで運用益が少ない。結果将来を不安視してさらに貯蓄に走る。


企業→設備投資をしたいが、経営面で不安があった場合融資を受けれない。しかも仕事がなければ元本返済もままならない状態。ただ資金に余裕のある企業はこのとき一気に融資を起こすため一時的に活況になるかもしれないが通り雨程度の効果しか期待できない(と思う)、だって必要分以外は誰だって買わないでしょ!!


銀行→貸出金利が下がり利ざやが増えるように思うが、実際は違う。。。より選定企業の厳格化が始まり不安定企業からは資金の回収を急ぐ可能性がある。(銀行だって商売だから損するわけにはいかない。まして回収不能は絶対に避けたい)逆に優良と思われる企業には今まで以上に融資案件を持ち込もうとする。(銀行も金利の利ざやで稼ぐのが多いわけだから融資金額の減少は将来の経営悪化につながる。。。)


じゃあ誰が得をするかって!?

この続きはまたの機会に。。。