ITパスポート対策 令和版7
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大分類 8:コンピュータシステム 中分類 16:システム構成要素テクノロジ系
信頼性の設計

☆フールプルーフ (fool proof) は,人が誤操作しても、プログラムやシステムを異常終了させずに、エラーメッセージを表示して次の操作を促すような安全設計
※fool(愚か者)、proof(に耐える)より、だれでも簡単に使えるの意味。


問1 フールプルーフの考え方として,適切なものはどれか。
ITパスポート平成21年秋期
 ア 故障などでシステムに障害が発生した際に,被害を最小限にとどめるようにシステムを安全な状態にする。
 イ システム障害は必ず発生するという思想の下,故障の影響を最低限に抑えるために,機器の多重化などの仕組みを作る。
 ウ システムに故障が発生する確率を限りなくゼロに近づけていく。
 エ 人間がシステムの操作を誤ってもシステムの安全性と信頼性を保持する。


問2 システムの信頼性設計のうち, フールプルーフを採用した設計はどれか。
基本情報技術者平成23年度特別
 ア オペレータが不注意による操作誤りを起こさないように,操作の確認などに配慮した設計
 イ システムの一部に異常や故障が発生したとき,その影響が小さくなるような設計
 ウ 障害の発生を予防できるように,機器の定期保守を組み入れた運用システムの設計
 エ 装置を二重化し,一方が故障してもその装置を切り離してシステムの運用を継続できる設計


問3 安全性や信頼性について,次の方針でプログラム設計を行う場合,その方針を表す用語はどれか。
〔方針〕
 不特定多数の人が使用するプログラムには,自分だけが使用するプログラムに比べて,より多く,データチェックの機能を組み込む。プログラムが処理できるデータの前提条件を文書に書いておくだけでなく,プログラムについても前提条件を満たしていないデータが入力されたときは,エラーメッセージを表示して再入力を促すようなものとする。
応用情報技術者平成30年秋期
 ア フールプルーフ
 イ フェールセーフ
 ウ フェールソフト
 エ フォールトトレランス


問4 操作に不慣れな人も利用するシステムでは,間違ったデータが入力されることが想定される。
誤入力が発生しても,プログラムやシステムを異常終了させずに,エラーメッセージを表示して次の操作を促すような設計を何というか。
情報セキュリティスペシャリスト平成23年春期
 ア フールプルーフ         
 イ フェールセーフ
 ウ フェールソフト         
 エ フォールトトレランス

 

 

解答
問1-エ
問2-ア
問3-ア
問4-ア