臭気判定士試験対策 分析統計概論8 臭気判定士試験問題 過去問題
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臭気判定士対策 分析統計概論 予想問題 試験問題 過去問題 2022年 R4年
令和4年度過去問 臭気判定士試験対策 過去問 2022年試験問題 分析統計概論
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◎データの基本構造について、   
R2、H29、H28、H27、H26、H25、H24、H23、H22、H21、H20、H19、H18、H17、H16、H15、H15、H14、H13年出題、令和4年は出る。    
 

○データを小さい方から順に並べたとき、小さい方から1/4(25%)の所の値を「第1四分位数」、小さい方から3/4(75%)の所の値を「第3四分位数」という。
○四分位範囲とは、第3四分位数-(引く)第1四分位数で求まる、また、ヒンジ幅と同じである。
○四分位偏差とは、四分位範囲/(割る)2で求まる。
○散布度を表す範囲(レンジ)は、最大値-(引く)最小値で求まる。最大値と最小値の2つの値しか用いないので、飛び離れた値があるとそれに大きく依存してしまう。
○トリムドミーンは、データや分布の値を小さい方から大きさの順に並べて、大きい方と小さい方の値を一定の割合(a%)捨てて、残りの値から求めた(算術)平均値で、「a%トリムドミーン」と呼ぶ。トリムは、「刈り込む」と言う意味がある。
○分散は、データのばらつき度合いを表す。データのばらつきが大きいと、分散も大きくなり、小さくまとまったデータだと分散は小さくなります。分散は、常に正の値になる。分散の値が0のとき、すべてのデータの値が同じであるという意味です。
◎データの標準化とは、変換により、算術平均を0、標準偏差(分散も)1にする。
○中央値(メディアン)は、データや分布の中央の値である。
・最頻値(モード)は、分布の中で最も出現回数の多い値でやはり分布の中心的傾向を表す測度の1つである。
・平均値、中央値ともどちらかが大きくなったり、小さくなったり、同じになることもある。
・平均値が0で、分散が0の場合、データはすべて0である。
◎データの分布の中心的傾向を示す指標として、平均値の方が中央値より飛び離れた値の影響を受けやすい。
○標準偏差は、ばらつきの大きさを測る尺度であり、分散の平方根で求めるので、常に正の値になる。標準偏差が0のとき、データのばらつきがない。
○変動係数は、標準偏差を平均値で割ったもの。また散布度の一つで、データのばらつきの大きさを表している。
○相関係数(ピアソンの相関係数)は、2つの変量の関連を反映する測度。ピアソンの相関係数は1から-1までの間の値をとり、通常、+1か-1に近い程、関連が強く、0に近いと関連が弱くなり、0であれば関連性はない。相関係数と有意水準との関係性はない。
○質的データは、名義尺度と順序尺度に分けられる。統計的データ処理は意味がない。
◎箱ひげ図を用いると、データの分布の中心的傾向、データのばらつき、データの分布の歪みの情報を読み取ることができる。
○ヒストグラムは、階級幅を変えると分布の特徴が違ってみえることがある。
・歪度をみることで、分布の対称性を評価することができる。


【問20】データの基本構造に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 2022年予想問題
A ヒストグラムは視覚的に分布の様子を示すもので、階級幅のとり方によって形が変わることはない。
B 標準偏差はばらつきの大きさを測る尺度であり、0になることはない。
C 中央値(メディアン)は、最大値と最小値の算術平均値である。
D 10%トリムドミーンを計算する場合は、データ値の大きい方と小さい方からそれぞれ10%ずつ捨てて、中央部のデータから平均値を求める。
E データの標準化(規準化)とは、平均と分散を共に1にする変換である。 
  A B C D E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-誤
5.正-誤-正-正-誤
6.正-正-誤-誤-正
7.誤-誤-正-正-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問21】データの基本構造に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 令和4年予想問題
A 標本の分布が左右対称であれば、歪度の値は0となる。
B 箱ひげ図を用いると、データの分布の中心的傾向、データのばらつき及びデータの分布の歪みの情報を読み取ることができる。
C 範囲、標準偏差、分散は、データのばらつきの大きさを表す指標である。
D 範囲とは、最大値と最小値の差のことである。
E 分散が0になるには、データに負の値が含まれることを意味する。 
  A B C D E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-正
5.正-正-誤-誤-正
6.正-誤-正-正-誤
7.誤-誤-正-正-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問22】データの基本構造に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 2022年予想問題
A 四分位偏差とは、四分位範囲を2で割ると求まる。
B 中央値(メディアン)は、データや分布の中央の値である。
C 相関係数は、0から1の間の値をとり、値が大きいほど相関が強い。
D データの規準化(標準化)とは、変換により、算術平均を0、標準偏差(分散も)1にすることである。
E ヒストグラムを作成する際に、階級幅を変えると分布の特徴が違って見えることがある。 
  A B C D E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-正
5.正-誤-正-正-誤
6.正-正-誤-誤-正
7.誤-誤-正-正-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問23】データの基本構造に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 2022年予想問題
A 標準偏差や分散がマイナスになることはない。
B 単位系の異なる変数間の相関係数は求めることができる。
C 箱ひげ図では、分布の歪みの情報はとらえることができない。
D 質的データを数字により表現すれば、量的データと同等な統計的データ処理を行うことができる。
E データの分布の中心的傾向を示す指標として、中央値(中位数)のほうが平均値より飛び離れた値の影響を受けやすい。 
  A B C D E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-誤
5.正-誤-正-正-誤
6.正-正-誤-誤-誤
7.誤-誤-誤-正-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問24】データの基本構造に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 令和4年予想問題
A 標準偏差は0または正の値をとり、0のとき最もばらつきが大きいことを意味する。
B 平均値が中央値より小さくなることはない。×
C 相関係数や回帰直線は、2変数の単位が異なる場合であっても、求めることができる。
D トリムドミーンは、データや分布の値を小さい方から大きさの順に並べて、大きい方と小さい方の値を一定の割合(a%)捨てて、残りの値から求めた(算術)平均値で、「a%トリムドミーン」と呼ぶ。
E 相関係数が0.99以上の値になったとき、5%の有意水準で有意な相関があると判定できる。 
  A B C D E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-誤
5.正-正-誤-誤-正
6.正-誤-正-正-誤
7.誤-誤-正-正-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


解答
問20-8 
問21-2
問22-4
問23-6
問24-7