臭気判定士試験対策 臭気指数等の測定実務3 臭気判定士過去問題集 令和予想問題
臭気指数等の測定実務(A:文章問題)臭気判定士過去問題 平成試験問題 過去問題 臭気判定士
臭気判定士対策 臭気指数等の測定実務 予想問題 試験問題 過去問題2021年 臭気判定士試験問題
令和3年度臭気判定士試験対策 過去問 試験問題 2021年臭気判定士試験問題 過去問題

◎排出水の試料採取 過去の出題率80% H20年、H19年、H18年、H17年以外は、出題。令和3年も出る。
(R2年、H26年は、環境試料の採取、排出口の試料採取の複合問題)

◎試料採取器具は、ふっ素樹脂製パッキン付きの密栓のできるガラス瓶又は共栓ガラス瓶であって、遮光性を有し、かつ、容量が50mL~1L程度のもの。
◎試料採取器具は、水道水で洗浄し、更に無臭水で2~3回十分に洗浄する。洗浄が終了した器具は、無臭であることを確認した後、試料採取まで密栓して保管する。この洗浄は試料採取の当日か前日に行う。
○試料の採取は、原則として河川などの公共用水域との接点である排出口で行う。ただし、地下で埋設されている等、排出口での試料採取が困難な場合は、対象とする事業場のみからの排出水であることの確認ができれば、排水ピットなどから試料採取してもよい。
○試料採取容器は、採取場所の試料水で3~4回共洗いする。
◎試料は泡立てないように静かに採取し、気泡が残らないように満水にして直ちに密栓する。
○採取した試料は、直射日光を避け、氷や保冷剤を入れたクーラーボックス等に保管する。
◎採取後、試料水は、判定試験を実施するまで0~5℃の暗所に保管する
○試料採取時には、採取時刻、採水場所、事業所の操業状態、放流先の状況、排出水の臭気強度、排出口周辺(1.5m直上)の臭気強度、気温、排出水の水温、pH、排出水の性状等を記録する。


【問15】排出水の試料採取に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 2021年予想問題
A 試料採取時には、採取場所、採取時刻、事業所の操業状態、放流先の状況、排出水の性状、排出水の水温、排出水の臭気指数などを記録しておく。
B 採取した試料を直ちに測定することができない場合は、冷凍保存する。
C 試料採取瓶は、遮光性を有するものとされている。これは、試料水中の悪臭原因物が光により分解することを防ぐためである。通常、茶褐色瓶を用いるが、無色透明の瓶を用いる場合は、瓶をアルミ箔等で包めばよい。
D 試料採取器具は、500mℓ~1ℓ程度の共栓付きポリエチレン瓶又はガラス瓶を用いる。
E 採取場所の試料水で3~4回共洗いをすれば、試料容器の無臭水による事前洗浄は行わなくてもよい。 

    A   B   C   D   E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-誤
5.正-正-誤-誤-正
6.後-誤-正-正-誤
7.誤-誤-正-後-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問16】悪臭防止法に基づく排出水の試料採取に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 令和3年予想問題
A 試料は泡立てないように静かに採取し、気泡が残らないように満水にして直ちに密栓する。
B 試料の採取は、公共用水域との接点である排出口で行い事業所内の排出ピットで行ってはならない。
C 試料採取容器は、採取場所の試料水で3~4回共洗いする。
D 採取後、試料水は、判定試験を実施するまで0~5℃の暗所に保管する。
E 試料の採取時に、排出口周辺(1.5m真上)の臭気強度を判定し、気温、排出水の水温などを記録しておく方がよい。ただし、記録は、臭気指数の測定結果には直接影響しない。 
   A   B   C  D   E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-正
5.正-誤-正-正-正
6.正-正-誤-誤-正
7.誤-誤-正-正-誤
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問17】排出水の試料採取に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 2021年予想問題
A 採取試料は採取容器に満水になるように採取し、均質となるように攪拌してから密栓する。
B 試料採取容器は、50mℓ~1ℓ程度のガラス瓶またはポリエチレン瓶を用い、遮光を施す。
C 試料採取瓶の容量は、通常500mL~1L程度のものを用いるのが適当である。ただし、試料水の臭気が強く、判定試験に用いる試料水の量が少なくてもよいと判断される場合には、50mL~500mLの瓶を用いてもよい。
D 排出口での試料採取が困難な場合は、対象とする事業場のみからの排出水であることが確認ができれば、排水ピットから試料採取してもよい。
E 試料採取容器は水道水で洗浄し、さらに無臭水で2~3回洗浄する。 
   A  B   C   D   E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-誤
5.正-誤-正-正-誤
6.正-正-誤-誤-正
7.誤-誤-正-正-正
8.誤-誤-誤-誤-誤


【問18】に関する次のA~Eの記述について、正誤の組み合わせが正しいものはどれか。 2021年予想問題
A 採取した試料は、直射日光を避け、氷や保冷剤を入れたクーラーボックス等に保管する。
B 試料の採取は、容量300mLの試料採取容器に200mL程度入れて密栓する。
C 試料の採取は、日本産業規格K0094「工業用水・工業排水の試料採取法」に準じて行う。
D 試料採取時、排出水の臭気指数及び排出口周辺の臭気指数を判定し、記録しておく。
E 試料採取容器は、洗浄の後、無臭であることを確認して保管する。洗浄から試料の採取までは1か月を超えないように注意する。 
   A  B  C  D  E
1.正-正-正-正-正
2.正-正-正-正-誤
3.正-正-正-誤-正
4.正-正-誤-正-誤
5.正-誤-正-正-誤
6.正-後-正-誤-後
7.誤-誤-正-後-正
8.誤-誤-誤-誤-誤

解答
問15-7 A:試料採取時には、採取時刻、採水場所、事業所の操業状態、放流先の状況、排出水の臭気強度、排出口
B:採取後、試料水は、判定試験を実施するまで0~5℃の暗所に保管する。
周辺(1.5m直上)の臭気強度、気温、排出水の水温、pH、排出水の性状等を記録する。
D:試料採取器具は、ふっ素樹脂製パッキン付きの密栓のできるガラス瓶又は共栓ガラス瓶であって、遮光性を有し、かつ、容量が50mL~1L程度のもの。
E:試料採取器具は、水道水で洗浄し、更に無臭水で2~3回十分に洗浄する。洗浄が終了した器具は、無臭であることを確認した後、試料採取まで密栓して保管する。この洗浄は試料採取の当日か前日に行う。
問16-5 B:試料の採取は、原則として河川などの公共用水域との接点である排出口で行う。ただし、地下で埋設されている等、排出口での試料採取が困難な場合は、対象とする事業場のみからの排出水であることの確認ができれば、排水ピットなどから試料採取してもよい。
問17-7 A:試料は泡立てないように静かに採取し、気泡が残らないように満水にして直ちに密栓する。攪拌は、しない。
B:試料採取器具は、ふっ素樹脂製パッキン付きの密栓のできるガラス瓶又は共栓ガラス瓶であって、遮光性を有し、かつ、容量が50mL~1L程度のもの。
問18-6 B:試料は泡立てないように静かに採取し、気泡が残らないように満水にして直ちに密栓する。
D:試料採取時、排出水の臭気強度及び排出口周辺の臭気強度を判定し、記録しておく。
E:試料採取器具は、水道水で洗浄し、更に無臭水で2~3回十分に洗浄する。洗浄が終了した器具は、無臭であることを確認した後、試料採取まで密栓して保管する。この洗浄は試料採取の当日か前日に行う。