令和2年8月22日徳島県午後 危険物取扱者乙4 性質 試験問題を一部公開 2020年 試験問題 過去問題 2020年  R2年前期②徳島県午後

 

 R2年前期②徳島県午後、平成29年後期②徳島県午前、平成27年後期徳島県午後
[問 2 7 ] 第2石油類の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
    1  霧状の場合は引火点以下の温度でも、着火することがある。 
     2  蒸気比重は1より大きい。            
    3  水溶性のものはない。  
     4  発火点は100℃を超える。        
    5  15℃で凝固するものがある。

 

 

 

R2年前期②徳島県午後、平成29年後期②徳島県午後
[問 2 8 ] 危険物を取り扱う地下埋設配管(鋼管)が腐食して危険物が漏えいする事故が発生している。この腐食の原因として最も考えにくいものは次のうちどれか。
  1  地下水位が高く、常時、配管の上部が乾燥し、下部が湿っていた。
  2  配管を埋設する際、工具が落下し被覆がはがれたのに気づかず、配管を埋設した。
  3  コンクリート中に配管を埋設した。                       
  4  電気器具のアースをとるため、銅の棒を地中に打ち込んだ際に、配管と銅の棒が接触した。
  5  配管を埋設した場所の近くに、直流の電気設備を設置したため、迷走電流の影響が大きくなった。

 


 R2年前期②徳島県午後、平成29年後期徳島県午前
[問 3 2 ] クレオソート油の性状について、次のうち誤っているものはどれか。
  1   常温(20℃)では、黒色または濃黄褐色の粘ちゅう性の油状液体である。   
  2   アルコールなどの有機溶剤や水によく溶ける。             
  3   ナフタレン、アセトラセンなどを含む混合物である。       
  4   引火点は70℃以上である。       
  5   金属に対する腐食性はない。

 

 

 

R2年前期②徳島県、午後27年後期②徳島県午後
[問 3 3 ] ガソリンの一般的な性状等について、次のA~Dのうち、正しいものを組み合せたものはどれか。               
    A 自動車ガソリンは、オレンジ系色に着色されている。   
    B 自動車ガソリンは、メタノールを10vol%含むものがある。
    C  工業ガソリンは、無色透明の精製鉱油であり、第一石油類に該当するものはない。
    D 自動車ガソリンは、原油の蒸留により分離・精製し製造しているほか、さらに高沸点留分に対して熱的・化学的処理を施し製造したものがある。
  1  AB                                  
  2  AC                                   
  3  AD      
  4  BC      
  5  BD

 

R2年前期②徳島県午後、平成26年後期②徳島県
[問 3 4 ] 次のA~Eの危険物のうち、引火点が0℃以下の組合せで正しいものはどれか。
    A ジエチルエーテル   
    B ピリジン   
    C 酢酸(氷酢酸)
    D トルエン       
    E アセトン         
  1  AとB     
  2  BとC    
  3  BとD    
  4  CとD     
  5  AとE

 

解答
 問27-3 第2石油類に、酢酸、アクリル酸がある。酢酸、アクリル酸 は、水に溶ける。
 問28-3  コンクリートの中は、腐食しにくい。
 問32-2  アルコール、ベンゼンなどの有機溶剤に溶けるが、水に溶けない。
 問33-3 
 問34-5 ジエチルエーテル -45℃。  
      アセトン     -20℃。 
      酢酸         39℃。 
      トルエン       5℃     
      ピリジン      20℃。
            ☆酢酸の引火点の覚え方☆ さく酸なので39℃☆