高圧ガス製造保安責任者丙種化学(特別試験科目)対策43 法令  高圧ガス製造保安責任者 丙種化学
国家試験問題 過去問題 法令 丙種化学 高圧ガス製造保安責任者 過去問 特別 国家試験問題
問37の問題は,次の例による事業所に関するものである。
 〔例〕
   専らナフサを分解して,エチレン,プロピレン等を製造するため,次に掲げる高圧ガスの製造施設を有する石油化学事業所であって,コンビナート地域内にあるもの
   なお,この事業所は,認定完成検査実施者及び認定保安検査実施者でもある。
   また,隣接する事業所はコンビナート製造事業者でもある。
         事業所全体の1日の処理能力:250,000,000立方メートル
       (うち可燃性ガス    :150,000,000立方メートル)
       (うち移動式製造設備  :    150,000立方メートル)
      貯 槽          :液化エチレン貯槽(可燃性ガス低温貯槽であって,                      貯槽能力5,000トンのもの)        2基
                   :液化プロピレン貯槽(貯蔵能力5,000トンのもの)
                                                                                  5基
      導 管          :エチレンを他のコンビナート製造事業所に送り出すもの
      移動式製造設備      :液化エチレンの移動式製造設備         5台
     
問37 次のイ,ロ,ハのうち,この事業所に適用される技術上の基準について正しいものはどれか。H15年
 イ.エチレンの製造設備に係わる計器室は,その扉及び窓を耐火性のものとすれば,その設置位置について制限を受けない。
 ロ.特殊反応設備には,緊急時に安全に,かつ,速やかに遮断するための措置を講じなければならないが,この措置は,計器室において操作することができるもの又は自動的に遮断するものに限られている。
 ハ.この事業者は,製造施設が危険な状態となった場合又は製造施設に係わる事故が発生した場合において,関係事業者から事故の発生又は拡大の防止のため必要な応援を緊急に受けるための措置を講じておかなければならない。
(1)イ
(2)イ,ロ
(3)イ,ハ
(4)ロ,ハ
(5)イ,ロ,ハ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
解答
 問37-(4)コンビの適用を受ける事業者である。
 イ.可燃性のガス(エチレン)の製造設備に係わる計器室は,その構造について扉及び窓を耐火性のものとしなければならない,又安全な位置に設置することなっているので,制限を受けるので誤り。