28日放映。子どもにとって身近なものになった携帯。今、その用い方によって子どもが犯罪に巻き込まれるケースが急増しているという。その実態を伝え、対策を考える。今や、小学生の24%、中学生の67%、高校生にいたっては96%が所持しているという携帯、子どもの安全のため、親の安心のために持たせるケースも少なくない。今急増している子どもをねらったワナは、ゲームや音楽、懸賞サイトなどにアクセスすると、高額請求画面に誘導されたり、出会い系サイトにつながってしまうという「釣り上げ」といわれるもの。この巧妙な手口にひっかかる若者が後を絶たず、詐欺や恐喝、性犯罪などに巻き込まれる事件が急増しているという。番組はその犯罪に巻き込まれた子どもたちの例を紹介していましたが、本当にオソロしい背筋が寒くなるような状況でした。対策として、フィルタリングソフトの導入、そしてソフトに頼らない使用者の意識の向上とそれを育てる社会環境・指導者の育成をあげておりました。子どもたちを取り巻く実社会に、こんなヒドイ状況が手付かずの状態にあることに気が滅入る思いでした。携帯の恐ろしいワナを伝えるこういう番組を子どもたちも視聴すべきでしょう。
・番組評価~☆☆☆☆