今日の練習で気が付いたこと。
それは「上体の正しい動きを動力にするとよい」ということです。
どういうことか。
ゴルフの練習を重ねていると、ついつい手先(腕を含む)のことばかり考えてしまいがちです。
そりゃそうですよね。
ゴルフクラブを手で持っているのだから。
ボールにうまく当たらなければ手の動きを修正しようとするのは自然の理です。
しかし、いくら手の動きを微修正してもなかなかボールをクリーンヒットできないものです。
そして深みにはまっていく。
そんなサイクルに陥りがちなのがゴルフスイングの練習です。
私のスイングに於いてクラブヘッドのスピードは時速170キロを超えます。
クラブヘッドがボールをとらえる瞬間というのはほんの一瞬です。
その一瞬を手の微修正で調整などできるでしょうか。
無理でしょう。
結論。
いくら手の動きを修正しても、インパクトは改善しない。
つまり、ナイスショットは打てないということです。
ほんの一瞬のタイミングを、毎回手先で合わせようとしても不可能なのです。
毎回動きやフィーリングは変わってくるので。
だから手先の事を考えて練習するのは無意味といっても良いのです。
ではどうしたら良いのか。
前置きが長くなりました。
結論は、タイトルの通り「上体の正しい動きを動力として打つとよい」ということです。
手先の小さな筋肉を使ってスイングしても、再現性は低くなります。
それよりも、上半身全体という大きな筋肉を使ってスイングすることにより、再現性の高い動きが可能となるのです。
そればかりでなく、クラブが正しい軌道で下りてきやすくなり、ナイスショットの確率もあがります。
さらに、大きな筋肉を使って大きな力でスイングをリードするので、結果的にボールに大きなエネルギーが伝わり、ボールが真っすぐ遠くに飛ぶのです。
こんないいことはありませんよね。
「上体の正しい動き」とは、背骨の前傾に対して上半身がバックスイングでは右に回り、ダウンスイングでは左に回るという動きです。
両手を胸に当て、前傾姿勢を取り、右、左と動かす動きです。
腕はそこまで意識せず、その動きにつられて正しく上下動させる程度の感覚でよいと思います。
これによりナイスショットを連発することができました。
調子の波も少なくなると思われます。
引き続き練習していきたいと思います。