あ～やっかいなことになった～犯罪経歴証明書

移民申請のための健康診断にいってきた～
他にも申請に必要な書類を集めたりとやることが多くてちょっと大変。
そして、なかなかすんなりといかないことだらけ。。。

そんな中から今日は
犯罪経歴証明書についてのエピソードをお届けします。

犯罪経歴証明書とは、別名：無犯罪証明書とも呼ばれているもので、
そのヒトに有罪が確定した犯罪経歴がないことを証明する公文書のこと。
バンクーバーでは日本領事館で発行してもらえる。

ワタシはパスポートの切り替え申請をしていたので、
新しいパスポートの受け取りのときに申請してきた。
申請書類なんだけど、事前に領事館のHPで調べていったものと、
実際に領事館の窓口で求められた内容が少し違っていた。

領事館のHPに載っていた必要な書類は、
●申請書　3部（ダウンロード可）
●パスポート
●指紋カード（領事館備え付けのもの）
●発行の必要事実が認められるもの
申請書発行までにかかる期間：約2～3ヶ月
手数料：無料
（2010年8月現在）

詳細は領事館のHPをどうぞ↓
在バンクーバー日本国総領事館 / 警察証明

となっていたので、移民申請フォーマットの中にある、
Request for Police Certificatesに記入して領事館に持っていった。
これは、移民申請のために犯罪経歴証明書が必要だということを証明する書類。

でも、領事館の窓口にいってみたら、その書類は必要ないと言われた。
領事館のスタッフの話では、数年前までは必須の書類だったんだけど、
今はその証明書類がなくてもよくなったとのこと。
そして、申請書類も、事前の情報では3部となっていたけど、
窓口でもらった申請書1部に記入したら、あとは領事館側で2部コピーをしてくれて、
それらのコピーにサインをすればOK！
と簡略化されていた。

書類を提出後、別室に行き指紋の登録。
係員の丁寧＆明瞭な誘導で
黒いインクをつけた指をクルクル回転させながら紙に押し付けていく。
ワタシは頭の中で、昔見た刑事ドラマのシーンを思い浮かべ、
まるで自分がそのドラマに出てくる容疑者のような気分に。。
初めての経験でちょっとおもしろかった。

手続きはこれで終了。
証明書は約1ヶ月で発行されるそうで、
電話、またはE-mailそれでも連絡が取れない場合は郵便で
領事館から手続き完了の知らせをくれるそうで、
そうしたら本人が直接パスポートを持って領事館に受け取りに行く。

と、
日本領事館での手続きは簡単に済んだ～

問題はここから・・・

この犯罪経歴証明書、
18歳以降の過去10年の間に、自国以外に6ヶ月以上滞在していた国がある場合は、
その国での証明も提出しなければならない！

ワタシは20歳を超えてから台湾でしばらく生活をしていたので、
その期間中も犯罪を犯していないという証明が必要ということ!!
ということで、在バンクーバー台湾領事館のHPを調べたけど、
よくわからなかったので直接ダウンタウンにある台湾領事館へ行った。
窓口で聞いてみると台湾国外に住んでいる外国人（台湾人以外のヒト）の
証明手続きはOnline（インターネット）でできるとのこと。
その夜、窓口のスタッフに教えてもらったHPにアクセス。
それによると、申請に必要な書類は、
申請書、パスポートコピー、手数料の振込みレシート、自分への返信用封筒。
そして、それらをTaiwan Police Department（台湾警察）に郵送するればいいとのこと。
指示では、アメリカドルで$6の申請費をWestern Union（ウエスタン・ユニオン）という
国際送金サービスを行っているところを使って台湾警察に振り込むようにとのこと。
申請ガイドラインには、これが唯一の送金方法なので、
必ずこれで振り込むようにっ

という記載までされていた。

その振込みはOnlineでもできるので、
ワタシはそのガイダンスに従って必要事項、クレジットカードNo.を入力。
しかし、
振込みプロセスが完了できないっていうエラーメッセージがでてしまった。。。
そのメッセージに書いてあったヘルプセンターに電話してみると、
エラー原因がわからないので、
”直接提携窓口のある店舗に行って振込みしなおしてくれ”
とのこと・・・

あ～面倒だ～～～

と、思ったけど、提携店を調べてみると意外と近いところに
何軒かあることがわかって、すこし気が楽になった。
後日、ウチからすぐ近くにあるH&R Blockへ。ここも金融関係のお店。
ウエスタン・ユニオンのHPにはこのお店は24H営業とあったので、
夕飯後、少しゆっくりしてから店舗に向かった。

ここでまたまた肩透かしをくらう。。。
夕方6時を過ぎた頃、店の前にいくとCLOSEの文字。
営業時間は平日午後6時まで、土曜は午後2時まで、日曜は休業とのこと。

全然24H営業じゃないじゃん!!!!!!!!!!

ムッとしながらも、その少し先にある別の提携店であるMoney Martに行った。
振込用紙を書き込んで窓口へ行ったんだけど、
そこのスタッフが、ワタシの指定した振込先が”台湾警察”なのを指摘して
”個人間での送金しかできません！”と。

そこのスタッフたちが言うには、個人から法人への送金は取り扱ってないとのこと！
前日にOnlineでの送金がエラーになったのでヘルプセンターからの指示であることと、
Western Unionでの送金は送金相手からの指示で唯一の送金方法だと伝えると、
首をかしげながらもヘルプセンターに問い合わせてくれた。

でも、

そのヘルプセンターでもよくわからないとの返答。。
まったくヘルプになっていない。。。
ちなみに前日、Onlineでエラーが出た時に電話をしたヘルプセンターの番号や
指示内容を伝えたが、
”そんなところ聞いたこともない”と。

まったくもってみんなテキト～だ。。

ほかに選択肢がないので、そこで振り込み手続きをすることにした。
もし、先方に送金ができなかった場合は手数料の返還はされないとのこと。。。

振込み金額　　CAD$6.31　（USD$6）
手数料　　　　　CAD$9.00　←送金できなかった場合は返金されない。
合計　　　　　　CAD$15.31

送れるかどうかもわからないし、送れなかったら送金しなおし。
その場合はまた送金手数料がかかっていく。
これが唯一の送金方法なんだけどな・・・