今では予防の考え方も進み、小さな頃から歯科医院に通う子ども達も増えてきました。
はじめて来院する子ども達は、みんなドキドキ、緊張も伝わってきます。
その後、
歯医者が好きになってくれるか、嫌いになってしまうか、「一緒に来院される大人の言葉がけ」でも変わる様に感じています。
歯医者を好きになってもらうコツは、、
そして、これは言ったら危険！のNGワードは、、
①嘘をつかない
来院前や治療中に「痛くないよ」「怖くないよ」「すぐに終わるから」など変に安心させるようなことは言わないようにしましょう。
来院前から「痛くないから」と言われると、逆に「歯科医院＝痛い、怖いところなのかな？」とイメージがついてしまう可能性があります。
治療によっては、痛かったり、すぐに終わらない事もあったりしますので「だまされた」と感じるとますます歯科医院に行きたがらなくなってしまいます。
②急に連れていかない
心の準備ができていないのに、急に歯科医院に連れていかれると、お子さんは必要以上に歯医者を怖がるようになってしまいます。歯科医院に行くときは、「お口の中のバイキンをやっつけてもらおう」「歯をピカピカにしてもらおう」等お子さんの年齢や理解に合わせて歯の大切さを伝えてあげてください。
③機嫌のいい時間に連れていく
眠くなる時間やお腹が空いているときは、お子さんは機嫌が悪くなりがちです。大人も同じですね(笑)
その時間は避けたほうがいいでしょう。
④一緒に来院した大人もリラックス
一緒にいる大人が緊張していると、お子さんはその様子を敏感に察知して不安を感じてしまいます。歯科医院に来たら、先ずは大人がリラックスすることを心がけましょう。
⑤「痛くない？」「大丈夫？」と治療中に聞かない
それまでがんばっていたお子さんも、その言葉を聞くと急に弱気になって泣きだしてしまうことがあります。
⑥治療が終わったら褒める
がんばって治療できたことを褒めてあげることが1番大切です。褒められることでお子さんの自信となり、次の治療もがんばれるようになります。
子ども達が笑顔で歯科医院から帰れるように、
子ども達が健康な口で、いつまでも美味しく食事ができるように
診療にあたりたいなといつも思っています。