これまで巫女さん系列の話を書かせてもらったのですが、今回は一番大事な回復編です。
・実体がない
巫女さん系列の最大の特徴って、「実体がない」という人が多いのです。たとえばなんですけど「あなたは何したいの?」ということを聴かれて「私は〇〇をしたいです」とすぐに即答できる人とか「5年後に何をやっていたいか(よくビジネスシーンできかれるやつです)」ということに対して本心から答えられる人って「実体」がある人です。巫女系って、そういう「自分のしたいこと」ってあんまなくて「世のため人のため」みたいなことで力を発揮します。
・子育て感を持っている人は強い
巫女さんって、最終的に「自分のため」に頑張ることってちょっと難しい人だと思います。誰かを応援したり、愛していくことによって「実体」を持っていく。だから、この人達は仕事でも「言われたことをやる」という段階においてはそんなに強くないのです。でも、「私が責任を持ってこの事業を育てる」とか、そういう気持ち、つまりもう「子育て」なんです。「私が責任を持ってこの人達を応援していく。育てていく」というお母さんの気持ちになった時にものすごく強くなる人達なのです。
そういう意味で「大人になりきれない、放っておけないような子どもの人」って縁ができやすいです。
・疲れやすい①
なんでこの人たちが疲れやすいかというと、すごい5感+共感能力に敏感です。大きな音はダメだし、急に自分のテリトリーの中に入ってこられることも嫌だし、よくわかんない人から「明日暇?」と聴かれるのも嫌だし、「きたない」とか「下品」とか「品がない」と思う人とか鈍感な人が自分の近くに来た時の嫌悪感ってMAXです。だから、どんなに近しい人でも「距離」を必要とします。嫌いじゃないけど、急に来てもらっても対応できない時がある。吸収しやすい人だから疲れやすい。
疲れやすい人だから独自の「健康理論」を持っているし、健康に対する関心も高いです。「何をすれば自分が回復していくのか」ということが死活問題になるからなのです。
「愛情あるものを自分の身体の中に入れる」という食事という行為は非常に大事なものになります。
・疲れやすい②
そういう疲れやすい体質であるからこそ、この人達はいつも気合いで乗り切っています。でも「ガクン」と周期的に電池切れがくるような時もあります。もうそういう時は廃人みたいになって何事にもやる気を示しません。「やりたくない」と思ったことに関しては絶対にやりません。そういう状態の時に「いいからちょっとだけ顔出してよ」とか言われると、この巫女さんタイプの人達からは下手をすれば縁を切られます。