芳村思風一語一会 vol.5104 
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自分が思うようには愛してくれない 
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「誰も私のことをわかってくれない」 
「愛してくれない」 
って、思っていませんか。 
 
でもそれは、 
「自分が思っているようには・・」 
ということじゃないかな。 
 
 
人間の本質は理性ではなく、心です。 
 
どんな人間でも自分の心を満たしてくれるものを求めています。 
人は、誰もがみんな「認めてもらいたい」「わかってもらいたい」 
「ほめてもらいたい」「愛されたい」と思っています。 
「心が欲しい」のです。 
 
自分の思うのと全く同じようには、他人は愛してくれません。 
わかってくれません。 
 
誰も「自分が思っているようには」認めてくれないし、わかってくれないし、愛してくれません。 
誰もが皆、満たされない、孤独な気持ちを持っているのです。 
自分だけが辛いのではありません。 
よく見られたい、ほめられたいと、いつも人からの評価を気にしていませんか? 
 
他人の評価ではなく自分自身が、まず自分を認めることから、すべては始まります。 
自分にも短所はあるのだから、他人にも短所があって当たり前。 
 
そう思えたとき「長所も短所も含めて、相手を受け入れることができる」ものです。 
他人を受け入れることができたとき、他人も自分を受け入れてくれるものです。 
 
他人は鏡。 
相手がわかってくれないのは、自分が相手のことをわかっていない、 
理解していないということもあります。 
どれだけ相手のことを認め、愛し、肯定し、許すことができるか。 
 
短所が、人間らしい心や謙虚さを作ってくれるのです。 
だから短所は無くす必要はないのです。 
短所を自覚し、少しでも出ないように努力をするだけでいいのです。 
 
人は、自分のことを、自分の心をわかってくれたと思えたとき、 
素晴らしい人間関係が作られていきます。 
 
 
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・  
 
 
●芳村思風先生の勉強会 
 
・7月19日(水)名古屋思風塾 
18:00~20:00 WINCあいち 
参加費:2,000円 
※ZOOM 参加も可 
 
※お問い合わせ 
思風庵哲学研究所