芳村思風一語一会 vol.4135
今年もあと3か月
年初には、こんな状況になっているとは
誰も想像できませんでした
時代が歴史を大きく動かそうとしています
この世の中で「変わらないものは何もない」ということが
どんな時代になっても変わらない事実です
変化することが生きるということです。
理性は、固定を求めます。
真理はひとつとして、動かないものを求めます。
完全な平衡は、ありません。
バランスがとれている状態というのは、動的平衡状態です
静止していません。
常にヤジロベエや振り子のように揺らぎながら、平衡をとり続けています
☆☆☆☆☆
生きることは変化し続けること
☆☆☆☆☆
命あるものは、変化しています。
命あるものは、感性の働きにより、
調和を模索し調和を求め続け、合理的なあり方を模索し、
合理的なものを求め続け、統合を模索し統合を求め続けている。
命あるものは、静止していません。固定されてはいません。
人間は不完全です。
完全をめざしても、永遠に完全なものになることはありません。
完璧・完全になる必要はありません。
不完全であることを自覚し、より完全に、より完成に近づく努力をし続けなければならないのです。
命を生み出した宇宙もまたエネルギーのバランスを模索し続けながら動き続けています。
宇宙には、定まった原理はありません。
宇宙は、法則に従って動いているのではなく、法則を作り出しながら生きています。
宇宙そのものも、ゆらいでいます。
物質の究極の姿は、ゆらぎなのです。
一気に大きな変化を作り出す必要はありません。
小さなことから変化させる。
小さな変化の積み重ねが、気がついたとき大きな差となっている。
「ほんのちょっと」でいいのです。
変化しないということは、成長しないということです。
組織や人材が固定化してきたとき、衰退が始まるのです。
会社における理念も固定化させる必要はありません。
会社の規模、事業内容、時代の流れに合わせて、変化させなければいけません。
組織もいったん出来上がってしまうと、組織を存続させることが優先になってきます。
組織を守るためにと、不正や改ざんなども、出てくるのです。
企業は、お客さまがいなくなれば、存続できません。
わかっていても、組織や指導者を守るために顧客ではなく、経営者や上司の方に関心が向いてしまいます。
経営者は、社員のために仕事をする。
経営者は、お客さまのために仕事をするのではありません。
社員が、お客様のために仕事をするのです。
顧客の要求は、変化し続けています。
その要求に応えられないと、会社は存続しません。
顧客の要求に応えるためには、会社という組織もこれに合わせて、変化し続けなければなりません。
顧客の要求の変化をキャッチできる社員を育てること。
社員は、顧客満足をめざすのではなく、顧客感動をめざすこと。
顧客の期待している以上のことをしたとき、感動が生まれます。
経営者は、変化に対応できる組織作りが仕事であり、変化を作り出すことが仕事です。
経営者は、社員と一緒の仕事をしてはいけません。
「利益の出る仕組みを作り続けること」。
そして、「よりよい方向性への変化をつくり続けること」です。
感性論哲学の真髄「ゆらいで候」
「風の思い」より
よりやさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
●芳村思風先生の勉強会
勉強会や講演会、詳しくは、主催者までご確認ください
・10月 3日(土)東京思風塾
13:00~15:30 ZOOM開催
参加費:5,000円
・10月 14日(水)沖縄ZOOM講座
13:00~14:30 ZOOM
参加費:2,000円
初めての方歓迎です
※お問い合わせは、感性論哲学ホームページから
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講演録「人間関係10の原則」
A5版 82ページ
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思風庵哲学研究所
