芳村思風一語一会 vol.2713
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愛とは、「どうしたらいいのだろう」と、
より良い方法を探しながら、悩む心、考える心。
その揺れ動く心に愛がある。
愛は、結論ではなく、心遣い。
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「どうしたらよいのだろう」と問うのが感性であり、問い続けることが愛なのです。
「こうしたらいい!」と答えるのは、理性。
答えを持つことは大切。
でもその答えに縛られないこと。縛られると対立する。
理性に縛られると違いを受け入れられない。成長も止まる。
どんなに愛し合っていても、
自分がこうしてもらいたいと思うようには、相手は愛してくれません。
どうしても埋めきれない溝があり、どうしても完全には満たされないのです。
誰もが、自分が思うようには愛してくれないし、認めてくれない。
人間は常に、もっと愛されたい、もっと認めてもらいたい
という心を持ち続けながら生きているのです。
「こんなに愛しているのに、どうしてわかってくれないの」は、押し付けの愛。
自己中心的な愛です。
「こうしたら喜んでもらえる」と思った瞬間、押し付けになる。
受け入れられなかった時「こんなにしているのに…」となってしまう。
どうしたら相手に喜んでもらえるか、努力している姿にこそ愛があるのです。
人間を愛するということは、短所を含めて、不完全な存在を愛することです。
愛は、結論ではありません。
理性に縛られず、理性を手段能力として、「問い」続け、努力し続けること。
相手のことを思い続ける心に「愛」があるのです。
やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・
「芳村思風 語録」
(@1,000)

「原理原則集」
(@1,000円)
●思風会 全国大会
平成28年11月3日(木・祝)
13:30~17:30 講演会
京王プラザホテル(新宿)
参加費:
10,000円 講演+懇親会
5,000円 講演会のみ
●芳村思風先生の勉強会
・11月9日(木)大阪思風塾
18:30~20:30 心斎橋3teCafe
参加費:5,000円
・11月24日(木)那須思風塾
・11月30日(水)思風塾ふくい
18:30~21:00 アオッサ
参加費:4,000円
※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所

