芳村思風一語一会vol.2712

理性は、固定を求めます。
固定したときは、死を意味します
同じく、完全な平衡もありません。
常にヤジロベエや振り子のように揺らぎながら、平衡をとり続けています
☆☆☆☆☆
生きることは変化し続けること
☆☆☆☆☆
命あるものは、変化しています。
命あるものは、感性の働きにより、
調和を模索し調和を求め続け、合理的なあり方を模索し、
合理的なものを求め続け、統合を模索し統合を求め続けている。
命あるものは、静止していません。固定されてはいません。

人間は不完全です。
完全をめざしても、永遠に完全なものになることはありません。
完璧・完全になる必要はありません。
不完全であることを自覚し、

より完全に、より完成に近づく努力をし続けなければならないのです。

命を生み出した宇宙もまたエネルギーのバランスを模索し続けながら動き続けています。

宇宙には、定まった原理はありません。
宇宙は、法則に従って動いているのではなく、法則を作り出しながら生きています。
宇宙そのものも、ゆらいでいます。
物質の究極の姿は、ゆらぎなのです。

一気に大きな変化を作り出す必要はありません。
小さなことから変化させる。
小さな変化の積み重ねが、気がついたとき大きな差となっている。
「ほんのちょっと」でいいのです。
変化しないということは、成長しないということです。

組織や人材が固定化してきたとき、衰退が始まるのです。
会社における理念も固定化させる必要はありません。
会社の規模、事業内容、時代の流れに合わせて、変化させなければいけません。

組織もいったん出来上がってしまうと、組織を存続させることが優先になってきます。
組織を守るためにと、不正や改ざんなども、出てくるのです。
企業は、お客さまがいなくなれば、存続できません。
わかっていても、組織や指導者を守るために顧客ではなく、

経営者や上司の方に関心が向いてしまいます。
経営者は、社員のために仕事をする。
経営者は、お客さまのために仕事をするのではありません。
社員が、お客様のために仕事をするのです。

顧客の要求は、変化し続けています。
その要求に応えられないと、会社は存続しません。
顧客の要求に応えるためには、

会社という組織もこれに合わせて、変化し続けなければなりません。
顧客の要求の変化をキャッチできる社員を育てること。
社員は、顧客満足をめざすのではなく、顧客感動をめざすこと。
顧客の期待している以上のことをしたとき、感動が生まれます。
経営者は、変化に対応できる組織作りが仕事であり、変化を作り出すことが仕事です。

経営者は、社員と一緒の仕事をしてはいけません。
「利益の出る仕組みを作り続けること」。
そして、「よりよい方向性への変化をつくり続けること」です。

感性論哲学の真髄「ゆらいで候」


やさしい笑顔と光がすべての方に届きますように・・・


ゆらいでいるけど、ぶれない。
※ぶれないというのは、芯をしっかり持っているということ。
考え方や動き方は、変わってもいい、流れや状況で変えなければいけない。
従来のやり方、今までの伝統、最初の方針を変えないことではない。
哲学は、考え方の芯になるものです。





「芳村思風 語録」
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「原理原則集」
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●思風会 全国大会
平成28年11月3日(木・祝)
13:30~17:30 講演会
京王プラザホテル(新宿)
参加費: 
10,000円 講演+懇親会
 5,000円 講演会のみ


●芳村思風先生の勉強会
・11月9日(木)大阪思風塾
18:30~20:30 心斎橋3teCafe
参加費:5,000円

・11月24日(木)那須思風塾

・11月30日(水)思風塾ふくい
18:30~21:00 アオッサ
参加費:4,000円

※お問合せは・・・
思風庵哲学研究所