バトン参加者の中で
働いたことがなくて
どうやって仕事を探したらいいかわからない
と悩んでいた方とお話しました。
 
最初は個別に話していたのですが
いつしか何人かの人が話に加わっていて
それぞれ自分が経験したことや
知っていることをすすめるかたちになっていた状況を見ていて
 
自分の経験や他の情報・選択肢って
話せばいいというものでもないのかなぁ…
と感じていました。
 
もちろん、
私が感じる限り必要がない情報はなかったように思います。
 
バトンの場というのは
相手にとって本当に必要なことを問いかけ続ける場ですから
混乱する情報は少ないですが
 
 
普通のカウンセリングにおいては
知識や経験の見せどころとして
その問いかけのない情報の提供が
当たり前に行われている気がします。
 
特に注意しなければいけないのは
選択した経験がないような相手にとっては
複数の情報を与えることは
かえって選べなくなる可能性があるということです。
 
 
もし仮に、
どれかを選んだとしても
他人の経験や成功例が
それを選んだ相手に当てはまるとは限らないわけで
 
 
それを承知の上で
自分の知識や経験を語っているのか?
 
 
その相手がどういう存在で
今、どういう状態なのか?
 
 
その相手に
その情報が本当に必要なのか?
 
 
その問いかけが
自分の中に常に必要だということ。
 
 
 
正解はないけれど
相手がどういう存在なのか?
ということに基づいていなければ
助けるどころか
振り回す結果になりかねないということ。
 
 
 
そのためにも
常にその相手を知ろうとする必要があります。
 
 
 
相手を想う中で
自分の知識や経験を語る必要があるかどうか
 
その発言の中に
本当の相手はいますか?
 
 
 
バトンの場というものは、
その問いかけの中にいるための場であり
 
私も含め、
その問いかけよりも情報を信じて生きてきてしまった人たちが
 
本当の相手という存在を知ろうとして
 
その人の本当の幸せとは、という
問いかけの中にいる練習の場でもあります。


あなたが幸せでありますように。
 
 
 
shiho
 

 

 

あなたに知っていただきたいこと
https://ameblo.jp/sora-ni/entry-12321444897.html

 

 全国ツアースケジュール 

https://ameblo.jp/sora-ni/entry-12401459143.html