魚座で新月になりました | アカシックレコードの世界

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The Knowing Way Japan (旧Gary Bonnel Japan)認定インストラクター&プロフェッショナルアカシックリーダー中島志保のつれづれ日記です。音楽家としても活動中です♪

2025年02月28日09時44分、魚座で新月になりました。

 

今回のホロスコープは、パッと見て、オッと目を惹かれるものです。なぜなら、多数の天体が一箇所に密集しているからです。うーん、どうみても、密度が濃いな…。

 

 

ホロスコープ

 

 

魚座のサインのもと、新月ということで太陽と月がコンジャンクション(0度)という配置でぴったりと重なっています。それだけでななく、そこに土星や水星、ノード(占星点)、海王星が寄り集まっています。

 

ノード(node)は直訳すると結び目のことで、占星術では月の軌道(白道)と太陽の通り道(黄道)の交点を意味します。ホロスコープに描かれる180度のノード軸を見たとき、地球に対して月が昇っていく北側のノード・ポイントをドラゴンヘッド(昇交点)、月が降りていく南側のノード・ポイントをドラゴンテイル(降交点)と呼びます。

 

ノードをめぐっては、さまざまな解釈があります。たとえば、ドラゴンヘッドを魂の方向性や未来を見るポイントとした場合をみてみると、今年の1月12日から魚座に入り、神秘的なものや直感など目に見えないものを支配する海王星ともぴったり重なっていて、今回の魚座新月でもこうした2つの配置がそのまま維持されています。このことから、2025年に入ってから今日にいたるまで、自分がおぼろげにでも描いている未来のヴィジョンは、魂が進もうとしている真の方向であることを示唆しています。海王星の影響下で無意識のうちにそうした方向に運ばれているといえます。

 

自らの頭で意識的に明確なヴィジョンや目的、しっかりとした目標を持てていないように思ったり、持っていたとしてもそれが計画通りに進んでないように見えたりしても、実のところ、宇宙という大きな枠組みの中ではすべて計画通りに動いていることを教えてくれているわけです。

 

あれこれ考えず、宇宙の流れに身を任せ、毎日をゆったりとした気持ちで過ごすことの大切さが説かれているがゆえに、しばらくは瞑想などの心静かな時間を持ったり、美しい絵画や音楽に触れて創造性を高めたり、無目的にふらっと散歩をしてインスピレーションを働かせたりするなど、宇宙という大海原を泳ぐようなイメージで過ごしてみるといいですね。いずれにしても今の星位置においては、魂という高次のレベルで自分の人生に大きな変化をもたらすエネルギーが降り注いでいることに変わりありません。

 

キラキラ輝く水面(こはく)

 

 

今回のホロスコープでは、11ハウスに6つの天体が入っています。11ハウスとは、希望を叶えるための(濃厚すぎない、干渉しすぎない)理想的なコミュニティーをテーマとしています。時代や文明の切り替わりという大きな変革の時期にさしかかり、それを乗り越えようとしている私たち人類は、日々を生きるためにさまざまなコミュニティーを形成し、その時々で必要な情報やスキルを交換しながら支え合い、競争ではなく協調することで信頼を高めるという結びつきの大切さを感じさせられるフェーズに入りました。魚座という情緒のある星座の性質を活用しつつ、風の時代という大きな流れの中で個々の感情に流されず、知的かつ精神性のある軽やかなつながりを持ち、次の世界や次の時代の形を創っていく素晴らしさが垣間見える星位置です。

手を繋ぐ仲良しの三角と丸(いのの)

 

ところで、今回の魚座新月の日から数えてちょうど21日目で、3月20日の春分の日を迎えます。なんだかこれが一番すごいように思えます!(笑)

 

海王星という無意識の領域にまつわる星の影響を受けた魚座新月の非常に深く情緒的な波動の中で漂っていると、2週間後の3月14日に、自分の心身としっかり向き合い最終調整をするのに適した乙女座満月がやって来ます。そして、太陽が牡羊座に入る春分の日へとバトンタッチされる、という流れです。いいですね~、この3つのステップ!

 

かくいう私は、魚座新月に合わせて、日々身を置いているお部屋の大掃除をしました。これから春分の日までの21日間は、パスワークという魔術をしつつ、アカシックレコードにつながる瞑想的な日々を過ごそうと思っています。

 

ああ、なんと素敵な過ごし方なんでしょう…。

 

無意識の世界という始原の大海原で、私という魂が泳いでいます。これから21日間、この無意識の大海原をふわふわと泳いでいけば、3月20日に朝日のような明るい太陽を迎えられることでしょう。

 

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