コーチングセッションで度々お聴きする言葉
「なんか、話がまとまっていなくって・・。」
その言葉を聴く度に、カリスマ美容師橋本君を思い出す。![]()

余談だけど・・
根こっけで、難しいくせ毛があるらし私の髪の毛。
おまけに、ブローは苦手という困りもの。![]()
だから、美容師さん選びは、とてもとても重要で、美容室激戦区の盛岡に住んでいても、わざわざ仙台の橋本君へせっせと通っていたわけでした。![]()

ある日、橋本君に素朴な質問をぶつけてみたんだ。
**********************
今まで、前髪はこうで、横はこうで・・と、詳しく説明しても、それでも出来上がりがちょっと違っていて、雑誌の切り抜きを持参したけど、やっぱり違っていて。
みんながみんなそうだから、私の伝え方も良くないと思っていたんです。
なのに、いつも、橋本君は伝えた通り、イメージ通りの仕上がり。
何がどう違うんでしょうかね???
**********************
橋本君は、サラリと答えてくれた。
**********************
お客様は、髪に関しては素人ですから、そのままで充分ですよ~。
そのお客様を、プロの美容師が、どれだけ理解できるか?の問題ですから。
**********************
全身鳥肌が立った瞬間!(きっと頭皮もね(笑))
こーであーで、あーでこーで
その点と点は、線になるプロセスだから
点、点、点、点、点、点の1つ1つを拡げてみることは、とっても大事。
点の集合体なんだから、まもとまっていないことは大前提。
その点の集合体を
「まとまっていないといけない」とするのは、むしろ不自然かもしれない。
もしかしたら、誰かや何か、過去の経験を通して
「話をするときは、まとまってなくてはいけない」という条件や義務を自分に課せらてきたのかも。
確かにね・・
仕事上や何かの時に、必要であることを求められる場面もあるかもだけど、そうではない場面でも当てはめていること、多いかも・・と思う。
橋本君もだったけど、私も
あなたのまとまった線の話を聴きたいわけでも求めているわけでもなくってね、あなたのそのままの点をたくさん聴きたいだけなんだ。
その点と点は、線につながっていることを知っているから。![]()