東日本大震災から5年という時間が経ちました。
あの日も金曜日でしたね。
(記事を書いているうちに、日付が変わってしまいました。)
私もですが、きっと、みなさんも
「命」や「生きる」について、いろいろ湧いたり考えた1日だったんじゃないかな・・と、想像しています。
5年前、私は、
自分が当たり前としていたことは、当たり前ではなかったことを、痛感しました。
蛇口から水がでるのは、当たり前・・
明るい部屋で過ごすことは、当たり前・・
温かいものを食べられることは、当たり前・・
足りないものがあったらお店で購入するのは、当たり前・・
電話をかけたらつながるのは、当たり前・・
余震が続く深夜、ふと、窓から真っ暗な外を見ていた時
街灯が、1つ、また1つ、また1つ・・・ぽつぽつ点いていくのを見て、涙が止まらなかったことを思い出します。
震災以来、子どもが登校するとき、「行ってらっしゃい」と言って、姿が見えなくなるまで見送っています。
もしかしたら、大切な人と一緒に過ごす時間は、今が最後かもしれないから。
大切な人と一緒に居れることも、当たり前ではなかった。
生きていることも、当たり前ではなかった。
自分が生かされていることに感謝。
大切な人が生きてくれていることに感謝。
そのことを教えてくれたひとつひとつの命に、手を合わせて感謝です。
