今日は、聴き方1つで、コミニュにーションにズレを起こし、関係性を濁らせてしまう、こ、こ、こわ~~いお話です。
夕方、こんなことがありました。
お風呂へ行ったはずの息子。
1分後、私の元へやってきて、こんな会話がありました。
*****
息子: 「体重、32キロにさがってた~。」
私: 「もうあがったの?」
息子: 「だから、さがったんだって!!」
私: 「身体、洗ったの?」
息子: 「だ・か・ら、体重のこと言ってるんだって!もーーっ!!」
*****
なるほど!あがるの意味が違っていたのね。日本語って難しいわ~(笑)
・・・なんて、関心して笑っている場合じゃありません(汗)
その時の私は、息子の体重の話を聞いていながら(耳に入ってきたレベル)
頭の中では、スッポンポンでやってきた息子を見て
「お風呂からあがったのか?髪の毛も濡れていないし、まさか1分で洗えるわけないし、どうなんだ?」を、考えていました。
つまり、息子の体重の話は、すっかり右から左に抜けていたのでした。
私自身、子ども時代に、母とのやりとりの中で同じ様なことがちょくちょくあったものです。
私が「こうでね。ああでね。」と、話していると、母は「そういえば、隣の誰々さんがね・・」と、まったく違う話をはじめるのです。
私は、その母のことを「ぼっきり王(=話をぼっきり折る王様)」と、呼んでいました(笑)
ぼっきり王との会話後、私に湧いてきたのは
せっかく話したのに
・聴いてもらえなかった
・わかってくれない
残念、悲しさ、淋しさ、孤独、くじけた感、否定された感、粗末に扱われた感
この人には
・もう話すもんか
・どうせ私の話なんて聞いちゃいないから
憤り、怒り、苛立ち
そして、どうせ自分なんて・・。
話す側は、話したいから話しています。
聞く側は、自分が聞きたいように聞いていたりしています。
別のことを考えていたり、上の空だったり、話の内容が重要か?どうか?を判断していたり、今、忙しいから。とりあえず・・と聞き流していたり。
たかが聴く!されど聴く!
聴き方1つで、コミニュにーションにズレを起こして、関係性を濁らせてしまいます。
残念だと思いませんか?
想像してみてください。
もし、あなたに話してきた相手が、子どもの頃の私のような思いをしていたら?
聴き方1つで、コミニュにーションが円滑になり、関係性を深め、信頼を築くことができます。
今日から、たかが聴くか?されど聴くか?に、心がけて相手の話を聴いてみませんか?
コーチングセッションを通して
コミュニケーション力に自信を持ちたい方、違いを創りたい方、大切な人を大切にしたい方、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから → メールフォーム

