どこを見るか?どう見るか?の違いと、その影響についてのお話です。
今日、職場で、上司と乗馬の話題になって
子どもの頃、大好きだったキャンディキャンディ(アニメのテレビ番組)を見て
乗馬に憧れていたことを伝えたところ
キャンディキャンディって???
素朴な質問が返ってきました(笑)
年齢差を、すっかり失念していました(汗)
当時のわたしは、主人公のキャンディに、猛烈な親しみ感がありました。
主題歌の歌詞にもあるように
♪そばかすなんて気にしないわ。鼻ぺちゃだってだってお気に入り♪
「そばかす」と「鼻ぺちゃ」という私のコンプレックスに
なんといいますか希望の光を与えてもらっていたのです。
そばかすさえなかったら・・、鼻さえ高かったら・・、
絶対!絶対!美人なのに!!!
と、信じていました。本気で(笑)
そばかすを、消しゴムでゴシゴシ消したり
鼻が高くなるように、外出する時も洗濯バサミで挟んでいたり
あの手この手で、美人になるんだ!と、真剣に取り組んでいたものです。
その頃を振り返ると
ないもの(ない・・というより、「ない」と思っているもの)
足りないもの(足りない・・・というより、「たりない」と思っているもの)
ばかりを、じーーと、じじーーっと、見ていたように思います。
ない!と思えば思うほど、足りない!と思えば思うほど
そこしか見えなくなります。
お金がないと思っていると、お金がでていくことだけが気になります。
恋人がほしいと思っていると、恋人を見る度にうらやましさだけが募ります。
それは、自分のことに限らずで
例えば、子育て!
他の子どもだと「こんな、あんな、いいところ」と見えてくるのに
自分の子どもだと「こーだし、あーだし」と、欠点ばかりが目に付いたりします。
同じことでも、どこにフォーカスするか?どう意味づけするか?
で、大きな違いがあります。
そばかすで鼻ぺちゃを「ないもの=欠点」だと思って、コンプレックスとしていたわたしですが
そういえば、人から「チャーミング」と、言われたこともありました。
「美人」が、最高目標だったので
「チャーミング」という言葉をかけられても、完全スルーでした。
言われてみたらチャーミングかも・・って、今になって思います。うふふ♪
自分の「ないもの」ばかりを見ている人は
相手の「ないもの」ばかりを見ています。
自分の「ないもの」ばかりが気になる人は
相手の「ないもの」ばかりが気になります。
その影響は、自分だけに留まらないのです。
どこを見るか?
どう見るか?
一緒に、見直してみませんか?
