アレルギー性紫斑病というものは、紫斑が症状として現れる。

西洋医学的な話でいくと、根本治療という方向を打ち出せないようだ。

症状を薬で抑えて安静にして経過を見る。

きつければ入院する。


免疫応答の異常が強く推察されている。特にIgA 抗体 の高値やIgA免疫複合体 の検出などが報告されており、発症にIgAの免疫複合体が関与していることが疑われる。

組織学的には糸球体血管壁にIgA、補体C3の沈着、皮膚毛細血管では好中球浸潤が見られ、紫斑部位では好中球破砕性血管炎が特徴的である。

以上のことから、先行感染や食物、薬剤などに対して異常な免疫応答によりIgA抗体の産生が亢進し、IgA免疫複合体を形成したのち、この免疫複合体が血管壁に付着し、局所でのサイトカイン等の産生が増加した結果、血管透過性の亢進や血管壁の脆弱化を伴う血管炎が起こり、紫斑、浮腫などを来たすと考えられている。

これが一般的な今現在の西洋医学的な見解である。

「紫斑病の人を血液検査などで調べてみるとアレルギー的な反応結果がでてくる。その結果として血管がもろくなり出血がおこる」というもの。

こうは考えられないだろうか。あくまでも私個人の仮定の推測である。

アレルギー反応は身体にとって「浄化しよう、守ろう」とする反応である。

それがきついと症状もきつくなる。

かなりひどいものは危険な状態にもなる。

それだけ、身体の浄化力が危機に陥っているわけだ。

紫斑病になる人はその直前によく風邪を引く。感染症にかかり、熱がでていて、それが終わったときに紫斑病になったという人が結構いる。

カゼや感染症は内臓が弱り免疫が弱り浄化作用が弱っている。老廃物が血液にたまり身体を循環しようとする。


それを防ぎたいので菌やウィルスを利用して(これらは免疫が弱いので侵入・活動はたやすい)燃やさせる。炎症症状を引き起こす。熱が出るので免疫も復活しやすく、菌も死ぬ。自然の共生作用である。きれいな水に菌を入れても何も起こらない。えさが無いので菌はやることが無い。汚い泥水に菌を入れると分解活動を始める。えさがあるから。きれいな血液では(免疫もしっかりしているので)菌はやることが無いし白血球に食われる。汚い血液だから燃やすものがある。それほど汚いということは内臓力が低下して免疫が落ちていたり排泄処理が滞ったり、内臓や免疫ががんばってもそれを越えるくらいの老廃物があるために起こる。老廃物は生活やストレスによる内臓機能の低下、免疫の低下、身体の処理能力を越えて入ってきたために生じる。


しかし、それでもたりないくらいに老廃物が残ってしまったとき。身体は悪いものをなんとか追い出そうとして出血させるという反応を示すと考えてみることはできないだろうか。


抗体などの反応はそういった流れの産物だ。免疫に老廃物を食わそうとしていたりする。あるいは、血管がもろくなるのも出血を促す命令をだしているために起こる。


菌を殺すために薬を服用したとする。菌は死ぬが老廃物は燃やせず残る。


薬で症状を抑えようとして(熱を下げる、咳を止める、下痢を止める、蕁麻疹を押さえる)老廃物を内に閉じ込めてしまったり。

出血反応は、「血液を浄化したい。外に出したい」ためのやむないからだの非常手段だと考えてみる。

身体が非常事態の反応を示すので、身体は緊張する。緊張するので腹痛や関節痛が起こるとも考えられる。自律神経と内臓は密接に関わるのでそういった影響も考えられる。

無痛ゆらし療法では「首(頚椎)」と「内臓機能」がポイントとされる。

腰背部の筋緊張をとっていくと内臓機能が助けられる。つまり、排泄作用や免疫力が上がる。

首はストレスがかかると緊張しやすい。首の緊張をゆるますと心身の緊張は軽減されやすい。自律神経のリラックスに大きく関わる。自律神経は内臓の働きをコントロールするので影響は大きい。

骨盤~背骨~首のライン(の筋緊張)は、(猫背状態をイメージ)内臓を圧迫しやすく、胸郭内の心肺が圧迫されると身体は危機を感じ緊張しやすくなる。

身体をリラックスさせていくと気持ちも楽になる。

上記のことをやっていくと、症状が改善されたり、回復に結びつくケースが多く見られるのはこういった機序があると考えてみる。


あくまでも私の個人的推測だが。




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