一般病理学によると
扁桃炎や食べ物によるアレルギー反応や他様々な原因で血管に炎症が起こり、血管から血液がもれて皮下出血し、紫色の斑紋が出るとされている病気です。
発症部位は様々ですが、主に四肢(特に下肢)に紫色の斑紋がでます。
病名はいくつかあり、アレルギー性紫斑病(別名「アナフィラクトイド紫斑病」「血管性紫斑病」「シェーンライン・ヘノッホ紫斑病」)と呼ばれるものは、小児に多く発症し、紫斑と共に腹痛、足の痛み、関節痛などの症状がでます。
一般に安静や投薬などの処置を施します。
無痛ゆらし療法では
無痛ゆらし療法では、紫斑病の根本原因を「内臓の不調」と「頸椎(首)の問題」と捉え、
根本原因を解消する事で早期の回復を目指します。
まずはじめに強調しておきますが、
「無痛ゆらし療法は、紫斑病を治す保証をするものではありません。」
しかし、多くの方が無痛ゆらし療法を通じて回復されている実績があります。
どういうことかといいますと、
無痛ゆらし療法は、「自律神経を介し心身をリラックスに向けやすくし、筋緊張を緩める」ことができます。
それに伴って、痛みがとれたり、骨格が正しい位置に自然に戻っていったりします。
自律神経の安定や、内臓が正常に働きやすい環境ができてくるので、体の回復力も上がっていきやすくなります。
結果的に「紫斑病の回復につながるケースが存在してくる」ということです。
100%無痛ゆらし療法が治しますというスタンスではなく、できうる範囲内の体の回復力をサポートしていくことに徹します。日常のアドバイスも行います。あなたが回復しやすいようにお手伝いするわけです。
一般的には大変難病とされており、病院での対処法としては、安静にして経過を見たり、ステロイドを投与するなどです。
しかし、薬は症状を抑える対処療法的なものであり、根本原因を治療できているわけではないと思われます。そのため再発を繰り返すことがあるようです。
さらにステロイドはとても身体にはきつい薬であり、あとあとの副作用が心配されます。
無痛ゆらし療法の考え方を述べます。
紫斑病の原因として
①「内臓の働きの低下」
②「頚椎(首)の問題」
が、あると考えています。
これらにやさしくゆっくりとアプローチをすることにより、
副作用も無く回復に向かうケースが多く見られます。
いくつかの種類にわけられる紫斑病。アレルギー性紫斑病とよばれる症状について、無痛ゆらし療法の考え方に加え、私の考えも述べます。あくまで現段階での私の考えでこれが全てではありません。
首周りの筋緊張によって神経圧迫や自律神経の乱れが起こると、内臓機能の低下につながり、自然治癒力も低下します。老廃物・疲労物質の処理が悪くなり、様々な悪影響を身体に及ぼします。
さらに自律神経の過緊張は身体の警戒信号を強くしすぎてしまい、敏感な過剰反応を起こします。それらがアレルギー症状として出てくるのです。
アレルギーは通常サイクル(内臓・血液⇒尿・便・呼吸・汗など)で排泄処理できない老廃物や異分子を何らかの形で出したい状態のときに起こります。
原因は自律神経の乱れ、内臓機能の低下、飲食の不摂生などです。
身体は大切な細胞が汚れで犯されないように血液を浄化しようとします。
それが排泄です。
免疫システムによって白血球が食べたりもしてくれます。
自律神経の乱れや内蔵機能が低下するとそれらの働きが弱くなります。
上記の理由で老廃物がたまっていくとすると、なんらかの手段で身体を守る必要がでてきます。
そこにきっかけ(菌や花粉やほこりなどの外因物質の侵入・からだの緊張)があれば炎症で燃やそうとしたり、吹き出物として皮膚から出したり、咳・痰・くしゃみとして出したり、出血したりします。内臓機能低下で疲労が回復しないと筋緊張を起こし痛みを発することもあります。
身体の疲労・自律神経の乱れ・飲食の不摂生などにより、内臓の働きが低下すると、身体にはどんどんとそういったことが起こりやすくなります。
紫斑病での紫色の斑紋、腹痛、足の痛み、関節痛などの症状はその結果起こっていると思われます。
逆に、自律神経を安定させ、疲労を取り、内蔵機能を活性化できれば、身体の回復力は上がります。老廃物も浄化されます。筋緊張が解け痛みも起こらなくなります。
体の疲労によって内臓の働きが低下してしまっているので、体を整えてあげると本来の回復力が戻ってくるのです。
無痛ゆらし療法では、
頚椎(首)周りの筋緊張を取り去ることで神経圧迫や自律神経の安定をさせます。
加えて腰背部の緊張をとり、内臓機能を活性化します。
自律神経は内臓と大きく関わりますので自律神経の安定は内臓の安定につながります。
結果として症状がおさまったり、痛みも解消されていきやすくなります。
自然治癒力のサイクルが回りだします。
回復力を引き出すには内臓がうまく働く必要があります。
普段の生活としては、
①内臓の負担を減らすべく 、人口物(添加物、精製砂糖・・など)を多く含むジュース類やお菓
子類は控えたほうが良いでしょう。
②動物性の食品(肉・ソーセージ・・など)も取りすぎには注意しましょう。
これらが体に入ると、 内臓で処理をしなければならなくなり、体の回復が後回しになってしまいます。
③ジャンプなど衝撃がかかる動きも症状安定までは控えてください。
④あとは、できるだけ環境を楽しく朗らかな雰囲気をつくって、ストレスをためないようにしてください。
症状の軽重や薬をどれだけ使っていたかによって回復過程は人それぞれです。
わずか数回の施術で良くなる場合もあれば、半年以上かかる場合もあります。
重度なケースでは、慎重な対応が必要です。
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