施術をしていてよく聞かれるのが、
「先生、私の○○○な症状にはどんな食べ物がいいですか?」
「テレビでやってた○○○な食事法はやったほうがいいですか?」
という内容についてです。
食については、非常に多種多様な考え方があり、
ひとそれぞれメディアも含めて色々なことを言っています。
日本人と欧米人でも、体質が違います。
同じ人種でも、住む環境によっても違ってきます。
冷え性の人と熱性の人でも違いがあります。
こういう内容を定期的にお話できるようにしていきたいです。
では、まずはじめに言いたいことは、
「人工物」について。
現在の食品の中には、多種多様な「非自然物=人工物」が入っています。
食品添加物といわれるものがそうです。
白い砂糖にしても精製していたり、着色料・香料・保存料・人工甘味料・人工調味料など・・・
お子さんが食べるお菓子やジュースにはこういったものがたくさん入っていますよね。
こういったものをできるだけ摂取せずにおくと、長い目で見た体にとっての負担が変わってきます。
結局少量ずつでも摂取し続けていくと蓄積していくんですね。
なぜ良くないかは、それぞれ色々とありますが、大きなものとして
「内臓の負担がかかってしまい、カラダの回復が後回しになる」という理由があります。
人工物を摂取すると、カラダはそのまま吸収すると害があるので肝臓で処理をしようとします。
体の回復には内臓の働きが不可欠なのですが、そちらよりも解毒のほうに労力を使ってしまうので、
「疲れが取れない」
「体が重い」と感じたり、
疲労の蓄積から筋緊張につながり痛みになったりします。
カラダは内臓の働きで細胞を新しいものに交換してくれるのですが、そういった処理活動も低下するので、例えば椎間板の弾力低下にもつながり、椎間板ヘルニアになったりしやすくなります。
常に内臓に負担をかけていると、免疫力も低下しやすくなります。
内臓がへばってきて老廃物を処理しきれなくなり、血液中にたまります。白血球などががんばって食べてくれますが、そういったことに力を注ぎ続けると、外からの菌やウィルスに手が回りにくくなります。
その結果として免疫力も低下しやすいと考えられますので風邪を引きやすくなったりします。
アトピーなどのアレルギー症状にも大いに関わります。
アレルギーについては、いずれ詳しくお話したいと思います。
様々な理由で痛みや症状は起こるのですが、
実はその背景に、こういった食事の内容がカラダの回復力に大きく関わっていることが意外と多くあるのです。
まずは、目の前の毎日の食卓から見つめなおすことをやってみてください。
「できるだけ人工のものでない天然のものを摂取していく」
「バランスよく旬の食材を楽しむ」
こういったことをまず基本にしてみてください。
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