・神奈川にはなぜ寺院が多いのか?
・真宗大谷派について詳しく知りたい
・真宗大谷派の葬儀の特徴とは?

上記のように思う方も多いのではないでしょうか?

本記事では、神奈川の魅力や、真宗大谷派の歴史・葬儀の特徴ついて紹介します。


神奈川とはどんなところ?
神奈川県は関東地方南部に位置する、人口922万人ほどの都市です。

海や山に囲まれた自然豊かな面と、おしゃれな商業施設や観光施設が集まる、魅力あふれる都市として評判があります。

神奈川県は鎌倉や箱根などの観光地から、寺院が多いイメージを持ちますが、原点は鎌倉時代にあります。鎌倉幕府の時代、仏教の教えが武士や庶民に広がり、権力者たちが神奈川近辺に多くの寺院を建立しました。

時代とともに育まれた神奈川の寺院は、今では県外や国外の観光客にも大変人気があります。

 

真宗大谷派の歴史を紹介 

真宗大谷派は、鎌倉時代に親鸞が創設した浄土真宗の流派の一つで、「他力本願」の教えを核とし、仏教の深い理解を追求しています。

16世紀末、織田信長と石山本願寺との間で対立が起こり、浄土真宗内部で和睦派と対立派に意見が分裂。
やがて徳川家康の寄進により京都に新しい本願寺が設立され、真宗大谷派の本山となりました。

こうして浄土真宗は「真宗大谷派」と「浄土真宗本願寺派」の二つに分岐し、それぞれ独自の道を歩むこととなったのです。

 

真宗大谷派の葬儀の特徴を紹介
真宗大谷派の葬儀は、一般的な仏教葬とは異なる独特の特徴があります。

真宗大谷派では、故人が亡くなると阿弥陀如来によってすぐに極楽浄土へと迎えられるという「他力本願」の信仰を根強く持ちます。
故に、葬儀は故人の供養や成仏を目的とするものではありません。

また、参列者が葬儀でおこなう礼拝も、一般的な観点とは異なります。真宗大谷派では、参列者は故人ではなく、阿弥陀如来への感謝の意を表すために礼拝をおこなうのです。

真宗大谷派は、故人との別れを乗り越え、救いへの感謝を深めるために重要な教えとなっています。

本記事では、神奈川の魅力や真宗大谷派の歴史・葬儀の特徴ついて紹介しました。ぜひ、参考にしてみてください。