政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟。 | 『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

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S45年生れ。衆議院議員候補(愛知12区岡崎・西尾)。元総務省職員。H16年新潟県中越地震で崖崩れ現場からの2歳男児救出に従事。22年愛知県知事選(次点)。H24年に初当選。H26年、H29年無所属で3選。

今日4月10日は、日本で女性が初めて参政権を行使した日です。
議員会館で元文部大臣の赤松良子さんがご挨拶されました。

1946年4月10日、戦後初の衆議院総選挙で女性が投票し、39人の女性議員が誕生しました。

しかし昨年の総選挙で当選した女性議員は47人。約1割です。
72年前とあまり変わらない、というか、あまりに変わらなさすぎではないでしょうか!?

女性議員が非常に少ないことは、日本の後進性の象徴とも言えます。

私は、超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の事務局次長を務め、法案立案に関わってきました。
まずは理念として議員候補数の男女均等を目指し、その上で具体的仕組みとしていわゆる「クォータ制」すなわち女性を当選しやすくする制度を構築すべきと考えます。

昨日も地元で、子育て中の女性が、看護師に復帰したいのに、子どもを保育所になかなか預けられない話を聞きました。
就労意思はあっても、保育所が決まっていなければ採用されない。少なくとも採用のハンデになるでしょう。
しかし、就職先が決まっていなければ入園の優先ポイントが上がらず、なかなか希望の園に入れない。
一体どうすりゃいいの?という問題です。
あきらめてしまう方もいるかもしれません。
私たち男性議員も子育て政策に取り組んでいますが、女性議員が多ければより強化され、少子化対策も充実すると思います。

今は、日本の会社や町内会も男性中心の社会です。
女性議員を増やすためには、各組織や地域で、女性の役職者を増やす必要があるでしょう。これは意識の問題でもありますね。

クォータ制は、制度として女性議員を増やす仕組みであり、女性議員の多い国は、たいていクォータ制があります。いずれ日本にも導入されるでしょう。