吉良の吉田漁協 | 『現場に飛び込み、声なき声を聴く!』 しげとく和彦のブログ

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吉良の吉田漁協・石川組合長から、三河湾の水質と、養殖ノリの色合いや風味との関係について、実物を賞味しながら教えていただきました。

「水清ければ、魚すまず」。
下水処理でリンなどの栄養塩が除去された水が湾に放出され、ノリの色づきやプランクトンの生育に影響が出ていると言われます。

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吉良の吉田漁協・石川組合長から、三河湾の水質と、養殖ノリの色合いや風味との関係について、実物を賞味しながら教えていただきました。

「水清ければ、魚すまず」。
下水処理でリンなどの栄養塩が除去された水が湾に放出され、ノリの色づきやプランクトンの生育に影響が出ていると言われます。

特にノリは、海のコンディションによって、たった2〜3日で色づきが変わるそうです。

そこで国・県に要望した結果、11月から矢作川浄化センターで、冬場のリン濃度を上げる試運転が始まりました。
組合長によると、プランクトンを増やすには、リンは窒素の1割ぐらいの濃度が良いらしいです。

ただし、三河湾の水質に影響を与えるのは、下水処理水だけではありません。

例えば水温が上がったり、プランクトンが沈下堆積すると、貧酸素になって生育に悪影響が出る。
三河湾に西風が吹き、上層の海水が東に動けば、湾内東部の海底から貧酸素の海水が西に戻ってくるそうです。

一方今年は、台風21号による雨で豊富になったリンのおかげで、ノリは高値で落札されているそうです。


もう1つの三河湾の大問題は、アサリに寄生するウミグモです。「日本一の三河湾産アサリ」は、いま壊滅的な打撃を受けています。

アサリは日に1.5リットルの海水を吸い込み吐く。
そこで吸い込んだウミグモの幼生がアサリ体内で数ヶ月で育ち、写真(1cm程度)のように大きくなり出てくるのです。

健康体のアサリは、冬場に温かさを求め深く砂中に潜るが、育っていないアサリは潜る力もなくなってしまう。

西尾から吉良までのノリ養殖業者は、現在19人。アサリ漁師も減っています。

若い漁師さんたちが希望と誇りを持って仕事に臨み、日本人の食卓を豊かにしていただけるよう、国を挙げて取り組んでいきます!

 

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