あじさい行政書士のブログ

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今年もあと数時間となりました。

開業1年目の私にとって今年はジェットコースターのような年でした。去年までの25年間、気ごころの知れたメンバーと忙しくも楽しい会社員生活を送っていて、ある意味では平和な穏やかな日々でしたが、新しい人生のスタートは、たくさんの出会いがあり、出来事がありました。

新しいことばかりで、至らない事も多く、自分の事を情けなく思うこともありましたが、全ては良い経験だったと思っています。


12月1日~8日までイタリアへ行ってきました。


イタリアは2度目で一回目は母と一緒でした。ヨーロッパが大好きだった母もきっと行きたがるだろうと思い、写真を持参しました。

大聖堂が美しかったミラノ、満潮でビニールの長靴で歩くという楽しい体験をしたヴェニス、ピサの斜塔の上まで駆け上がり見渡した景色に圧倒され、古い街並みが美しいロミオとジュリエットの街ベローナの落ち着いた佇まいに心が安らぎました。フィレンツェではボッティチェリの「春」や

「ヴィーナスの誕生」の絵画に対面することが出来、ローマの石畳をゆっくり散策しました。


母もきっと楽しんだ事でしょう。私は母が大好きでした。

ずっと二人で暮らしてきて一緒に海外旅行に行ったり、カルチャースクールに行ったり、母は朗らかで楽しい人で、いつも二人で笑いながら楽しい毎日を過ごしていました。その頃、私が一番怖いことは母を失うことでした。ですから、母が入院して、もしかしたら車いすになるかもしれないと言われた時、母のためにバリアフリーの家を建てようと思いました。不動産屋さんに相談したら中央区の住宅街に角地で日当

たりの良い土地がありますよ。と言われ、とても気に入ったので、母には内緒で建築士と間取りの打ち合わせなどをしていました。家が完成する頃には母は退院出来るだろうと思い、母の喜ぶ顔を楽しみにしていました。ところが、数か月後、容態が急変し、帰らぬ人となってしまいました。本当に悲しかったのですが、結局、その家には私一人で住むことになり、母が亡くなった時に一番心の支えとなってくれた大切な友人が、その数年後若くしてガンで亡くなってしまいました。かけがえのない人を立て続けに失い、もう生きている意味もないんじゃないかと思った数年もありましたが、今年新たな人生のスタートをきらせて頂き、たくさんの人と出会わせて頂きました。


哲学者であり、教育者であった森信三先生は

「人間、一生のうちに逢うべき人には必ず逢える。

しかも一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。」

と言っています。

来年はどんな出会いが待っているのでしょうか。

出会うべき人には必ず出会えるのであれば何も心配することは、ないですね。

今年出会った全ての人に全てに良きことが雪崩のごとく起きます!

来年もよろしくお願い致します。ありがとうございます。虹