入浴動作 | STAY POSITIVE 車いすバリアフリー建築士のブログ

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車椅子バリアフリー建築士。ミュージシャン(サックス、ウクレレ、ボーカル)
2011年4月、転落事故で脊髄損傷(th-11)。
福祉住環境コーディネーターでもあり、住まいや外出などの車椅子生活日記。




あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。



ちょっと前に脊損で入院中のお客さんから風呂場の改修についてご連絡を頂きました。

僕も経験者なのでよく解りますが、入院中は病院の風呂場でしか入浴動作の経験がないため自宅の風呂場をどう改修していいか迷うと思います。

特に僕の場合、事故から退院まで5ヶ月と極端に急いでいたので、風呂場の改修の話をしていた時はまだ入浴動作の練習を始めた頃でした。

よくある方法としては、浴槽を掘って洗い場から浴槽の中に降りるというスタイル。

当時妻が妊娠中だったため、小さい子どもが落ちないかという心配が少しあったのと、家族が髪などを洗った時に泡が浴槽に入り易いというという点も考えて却下しました。


結局普通のユニットバスにして、入れるように練習してみようと思いました。


動画のユニットバス、手摺は特に指示したわけでなく、一応一通り付けてくれたようです。

画面左奥の浴槽の蓋が掛けてあるところに最初L字の手摺が付いてましたが、邪魔なので取り外しました。

足を持ち上げるのに最初少し苦労しましたが、片手で浴槽を掴み支えにすると上手くいきます。


二回目は手摺を使わずにやってみたつもりでしたが、最後降りる時にうっかり手摺使ってましたね。



実際は水で滑ったりもするのでやはり手摺を使用するのをお勧めします。

慣れるまでは介助者に近くにいてもらいましょう。



あと脱衣所を高くして車いすでアクセスしやすくするという方法もありますが、家族が少し使いにくいと思ったのと、うちの場合はスペースがあまり広くないため脱衣所に洗濯機と洗面化粧台を置く必要があったので至って普通です。

車いす用に使い易くした部分は脱衣所出入り口を引き戸にし、風呂場出入り口を3枚引き戸、風呂場の手摺位ですね。



その人の身体の機能や入浴動作、同居のご家族やスペース等によって方法は様々です。

トイレや風呂のように基本的な生活動作を容易にすることは非常に大切な事だと思います。


お困りの方はお気軽にご相談ください。


また改修例などアップしたいと思います。