ダムが要らない、水力発電成功!

             最新の発電機と水車の組み合わせで…
 
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背景の伊吹山の水を利用した灌漑用水路での発電実験は、予想以上の結果を出しました
水の流れが緩やか(小さいエネルギー)でも 発電できるタービンを開発したことが最も大きな鍵でした。
 
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パキスタン電力省から視察…
 
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水車発電機の展開と雇用創出について
現在パキスタンでは農業用灌漑用水として多数の水路が網の目のように 流れていますが、この水路を利用した水力発電を計画提案しました。パキスタンには全長 64,000kmに及ぶ世界最大と称される灌漑シス テムが完成しています。
 
↓パキスタンの灌漑農業
 
 
この計画の大きな特徴は
①地球環境に悪い影響を与える要因は全く無く、農業や漁業にも問題が発生することは有りません。
②この発電装置は10~20kw/hの小規模発電装置だから消費地の近くの水路に その地域に必要な規模の小規模発電所を必要な数だけ設置するため 大容量の送電線や変電所が不要です。 (電力の地産地消が可能に…)
③新しく開発されたタービンと従来からの水車を組み合わせたシステムです、ダムを建設するのではなく 既に在る水路の水を利用するのですから、発電から送電にかかる あらゆるコストが安価に出来ます。
 
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一般的な水力発電は ダムが完成するまでに用地買収や住民の移転などに何年も掛かりますが、小規模発電所は水車が回転し始めたその時から発電が始まり、蓄電池を併用すれば その日から30~40戸の電力が賄えます。
(夜間など電力消費が少い時に このような蓄電池に蓄えておきます)
 
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この計画は現在の発電に比較して 安全 安価である上に耐久性に富んでいます、装置の製造はパキスタンの豊富な労働力を利用しますから、雇用を産み出し 将来は世界に向けた輸出につながる新しい産業になります。
 
水車発電装置は動力源である水車とタービンに分けられますが、先ず水車部分については パキスタンで製造し、 状況に合わせて順次現地で全てを製造します。

この新型水力発電は世界の凡ゆる国で可能です
例えば日本に この水力発電所を設置すると次のような考え方が出来ます。
日本の1級河川の総延長は約8万Kmあります。
その10%を利用すると考えると、最低160万基の小規模発電所が設置できます。1基あたり10kw/h発電で1,600万kwですから、原発16基分の電力を賄うことが可能で20kw/h出力の発電所なら原発32基分となります。
 
日本には水力発電に適した立地は殆ど残っていませんから、発想としては素晴らしいが、河川法や水利権、漁業権などが在り、そのうえ原発をエネルギーの切り札と考える政府の大方針など多くの困難があります。
 
環境保護と再生エネルギーの両立を望むなら
国民のコンセンサスを得る必要があります。