湖東三山の百済寺~東光寺の紅葉を撮ろうと駆け足で回りましたが、まだ本格的な紅葉には一週間ほど早いようでした。
今日は、百済寺を・・・
【撮影:K100D+タムロン28-300mm】
押立山(771.8㍍)の山腹にあり、石垣がどっしりとした城郭の趣を見せている天台宗の寺院。
湖東三山の中で最も古く、建立時は「くだらじ」と呼ばれていました。
飛鳥時代、聖徳太子の発願により、百済国の梵閣龍雲寺を模して造られ、暦を日本に伝えた観勒もこの寺にいたと伝えられています。
また、本尊の十一面観世音菩薩は「植木観音」と呼ばれる聖徳太子自作の仏像。
平安時代に天台宗に改宗してからは300余坊の塔頭を構え、「湖東の小叡山」と云われるまでになりましたが、度重なる大火や兵火によってほとんどが焼失してしまい、平安時代のものは現在の本尊などの主な仏像や経巻類が残るだけとなりました。
大河ドラマ「功名が辻」のロケでも使われ放映されたそうです。